おはようございます みなさん
今日も一段と寒い!
昨日よりさらに冷え込んでいます
そして
さらに冷え込んでいるのが
中東です
昨日トランプ大統領が
ついにエルサレムを首都と認め
米国大使館をエルサレムに移転すると発表しました
ただし
物理的にはテルアビブにある米大使館を
エルサレムにある総領事館に統合移転するだけのことです
しかし
その首都と認めるという意味合いから
ことは大きく
株価も
世界情勢が不安定になるという見込みから
大きく下げました
イスラエルとパレスチナの問題は
日本から遠く離れた中東の地
あまり関係がないと思い
関心のない人も多く
何がどう問題なのと思っている方も
多いでしょう
そこで分かりやすく
触りの部分だけお知らせします
このエルサレムとパレスチナ問題は
常に中東の戦争の火種なっている場所で
過去数千年に及ぶ紛争の地です
クリントン大統領の時になんとか
和平に持ち込んで
PLOのアラファト議長と
イスラエルのラビン首相が
握手して暫定的に自治区を決めたのが
「オスロ合意」
しかし
その後再び紛争が勃発し
パレスチナによる自爆テロ事件や
イスラエル軍のヘリコプター襲撃などが起きます
その都度米国やアラブ諸国介入により和平と
紛争と和平を繰り返す土地柄です
中東は世界のエネルギー庫であるために
紛争が起きると
原油価格が高騰する図式が生まれ
世界経済が大荒れに荒れるのです
実はこのエルサレムは
世界の三宗教の聖地
でもあるのです
それは旧約聖書のユダヤ教
新約聖書のキリスト教
そして
三代目のナビを名乗るムハンマドが興した
(ナビとはナビゲーターの略で
キリストのあとに出てきた
ナビである救世主ムハンマド)
イスラム教
共に同じ旧約聖書の神を起源とする
一神教の宗教の聖地が
このイスラエルの地にあるのです
ユダヤ教には
「嘆きの壁」があり
エルサレム神殿が置かれていた聖地
キリスト教は
エルサレムはイエス・キリストが教えを述べ
そして処刑・埋葬・復活したとされる場所
イスラム教は
「岩のドーム」があり
エルサレムはムハンマドが
一夜のうちに昇天する旅を体験した場所
アメリカなど欧米諸国はエルサレムを支持し
アラブ諸国はパレスチナを支持するという
キリスト教VSイスラム教の縮図があります
今回の
エルサレムを首都と認め
大使館を移転することは
トランプ大統領が公約に上げていたもので
支持基盤を確実にするためのものとしていますが
果たしてそれだけのことでしょうか
トランプ大統領の早期の公約履行には
様々な狙いが隠されているように感じます
それはまずアメリカにはエネルギーを
中東に頼らなくていい
シェールガスの発掘・開発の成功があります
中国はまだ中東の石油に大きく依存しています
トランプ大統領は
北朝鮮問題が解決したその先のことを
考えているように思えます
それは中国に対する
兵糧作戦でもあると思うのです
その先のことは
いわずもがな
もう少し様子を見てみましょう
ただ
世界が一時的に混乱することは
あるかもしれませんね
とにかく
この中東の地は
地球人類創生の時からの
大きな因縁のある土地でもあるのです
これ以上いくと膨大な記事になってしまうので
この辺で止めます
【心の浄化】
釈尊は
始終(しじゅう)
この
「心の浄化」
について
語っていたと言っても
過言ではありません
「いかにして
心を浄化し
純粋にするか
きれいにするか
というようなことが
釈尊の日常の教えの
中心であったと言う
ことができます
では
その考えのもとに
なったものは
何でしょうか
それは
「この世で
肉体を持って
生活をしているうちに
人の心はさまざまに
汚れてくるものである
したがって
その罪・穢(けがれ)を
常に反省などによって
浄化することにより
その汚れが
魂の生地(きじ)に
染み込まないようにし
そして
きれいな魂のままで
この世を去ることが
大事なのだ」
という考え方です
また
その主たる方法は
「いかにして執着を去るか」
という
教えにあったと
言ってよいでしょう・
釈尊の教えは
来世において
天国
天上界と
いわれるような
幸福の世界へ
無事に還れるように
生きなければいけない
ということが
その中心に
あるわけです
HS
(新刊・精舎経典「心の浄化」p6)