おはようございます みなさん

 

 


千眼美子(本名清水富美加)さんの電撃の

幸福の科学への出家の話題で

にわかに

「幸福の科学」というワードが急上昇しています

 


一体「幸福の科学」ってなに?

宗教であることはわかっているけど

どんな宗教?

 

実際

街なかで月刊誌などを配っていると

カルト宗教だろなどと若者たちが

ささやき合っているのを耳にしたりします

 

そのレベルでしか伝わっていないのかと

がっかりしますが

まだまだ

弟子である私達の活動不足は否めません

トップである大川隆法総裁先生のみのご活躍により

ここまで来たと言っても過言ではないほど

弟子と総裁先生の力の差は歴然としています

 

力不足を痛切に感じます

 

実際

私も信仰告白はしているものの積極的な

伝道活動はしてきませんでした

支部長・本部長など

出家の方々に頼りっきりで

在家信者は蛸壺に入って

勉強ばかりしているという

小乗の世界に甘んじ

本来今生の使命である

大乗をおろそかにしていたという

情けない状況です

 

ただ

あまりにも総裁先生の説法が圧倒的に素晴らしく

「これを聞けば誰でも分かるはず」

というのが心の奥にはありました

 

ところがさにあらずで

その法話を聞く機会を縁ある方々に

与えて切れていない

そして

まだ皆様方をお導きできていないのです

それを聞く方のせいにしていた自分たちがあります

 

やはり

きめ細かいフォローで

伝道活動は進んでいくのだと言うことですね

ここは反省でしかありません

 

今回は

かつて24年前に

毎年2回東京ドームで講演会を行っていた頃の

ご法話の一つを紹介します

私もその場にいました

 

魂に響く内容で

テープに興されてから

何度も繰り返し聞かせていただいたものです

 

その内容たるや

インドの高僧「龍樹」の空の思想をまとめたものです

 

この難しき教えを

1993年7月13日東京ドームで巨大な龍に乗って現れ

31分11秒間の法話を

その龍の上から説かれたものです


 
昨日のブログの中に紹介させていただいた

霊的な人間の実態を明らかにしている部分でもあります

 

 

 

【龍樹の空の思想 八不中道】

 

 


空なるものは

否定を通して

現われるものである

 


いかなる否定か

 


いかなる極端の否定によって

現われるか

 


釈迦は何を否定して

空を悟ったのであろうか

 


「不生・不滅(ふしょう・ふめつ)」

生まれることなく

滅することのないもの

それが空である

 


「不常・不断(ふじょう・ふだん)」

(この逆の「不断・不常」もよく使う)

常なるものでもなく

断ぜられるものでもない

 


「不一・不異(ふいつ・ふい)」

一なるものでもなく

異なるものでもない

 


異なるとは

多様なる姿という意味である

 


一つでもない

複数でもない

それが空である

 

 

「不来・不去(ふらい・ふこ)」

(「不来・不出(ふしゅつ)」ともいう)

来るものでもなく

去るものでもない

 


「不生・不滅」

「不常・不断」

「不一・不異」

「不来・不来」

 

 

――この八つの否定を

「八不(はっぷ)」という

 

 

そして

そこに現われる中なる道を

「八不中道(はっぷちゅうどう)」

といった

 


この八つの否定によって

現われる境地

この中道の境地を

彼は空の真髄と見た

 


【「不一・不異(ふいつ・ふい)」】

 


一なるものでもなく

多なるものでもない

 


これは

いったい何であるのか

 


それこそ

生命の神秘そのももである

 


あなたがたは

自分を一人の人間だと思っているが

一人であって一人ではない

 


あなたがたの魂の奥底

潜在意識のなかには

「魂の兄弟」という

生命が生きている

 


「本体一・分身五」の

六人の魂グループが

一体となって生活をしている

 


そのなかの一人が

地上に生まれ

肉体に宿っている

 


これが「不一・不異」

一なるものでもなく

異なるものでもない

 


一でもなく

多でもないとは

このことをいう

 


生命の神秘である

 

 

 

 

 

 

 


HS

 

(信仰告白の時代P213)(信仰告白の時代P218)

◆「空の思想」で有名なのは、紀元二世紀ころのインドに出て、大乗仏教の中興の祖となり、そして、その後、さまざまなる宗派の宗祖になったという意味で、『八宗の祖』ともいわれている、龍樹、ナーガールジュナという方である。この方の空の思想というものが有名である。」
◇1993年7月12日東京ドームで5万人の前にて「空と阿羅漢」のなかでの「八不中道」は、まさに仏陀にしか説けない「空」の内容でした。

 

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