おはようございます みなさん
今まで中国贔屓だったドイツが
ようやく本当の中国の現状を報道しているそうです
１０年以上も前から蜜月関係を続けていた中独ですが
中国批判は去年の抗日戦勝70周年の記念式典の頃からのようです
それまではドイツメディアは中国経済が力強く伸びていく話ばかりだったのです
去年の夏の上海株の暴落を深刻に取り扱ったのはドイツでは経済紙だけ
日本では大騒ぎになったことが
ドイツのニュースはさらっと触れたに過ぎなかったのです
しかもARD（ドイツ公共放送連盟）は暴落の2日後
「中国 さらなる力強い回復」というタイトルの記事を掲載した
まとはずれもいいところか
もしくは作為的に報道しているのか
ドイツは国を挙げて中国を称えていたのです
ところが
天安門での大規模な軍事パレードから論評が一転したのです
軍事パレードと習近平国家主席の平和演説の訳を重ねて報道しました
すると
その言葉と軍事パレードの映像がヒットラーの映像をよみがえらせたのでしょうか
視聴者に大きな不信感を芽生えさせることになったのです
そのあとは
中国の経済停滞
汚職
シャドーバンク
環境破壊などが報道され
批判的報道は北京の大気汚染で頂点に達したようです
つまり
ドイツメディアが一斉に中国経済の実態を書き始めたのは
もうこれ以上
綺麗事を書いてはいられないという危機感からでしょう
そしてついに
ARDの上海での4年間の任期を終える特派員が
「西側諸国がイスラムテロとの戦いに敗退している最中
中国は静かに世界の頂点に近づいていく
北京の影響が膨張していくところでは、自由が死ぬ」という記事を書いたのです
香港の民主主義が壊されていく様子
アフリカなどの独裁者が中国の資金で
中国と共にさらに独裁を強めていく様子などが赤裸々に描かれたものです
また
香港で反中国政府の書店の幹部が行方不明になっていることも報道されたようです
日本人にとってはよく目にする内容です
このように習政権を堂々と批判する記事が掲載された
この特派員も上海にいた間は書けなかったのでしょう
確実にドイツにおける中国を取り巻く潮流は変わってきていると言えるでしょう
1997年
香港がイギリスより返還された時
香港の自治は50年間継続するということが英中間で取り決められた
中国は14年
それを一方的に無効とした
中国の言論統制システムは
その経済圏が広がるにつれて
国境を越えて世界のあちこちに浸透し始めているのかもしれないのです
著者: 川口マーン惠美
『ヨーロッパから民主主義が消える』
（PHP新書）参照
世界大中華圏を構築することが
中国共産党の希望の実現の姿でしょうが
その出発点は一党独裁の排他的なものです
自分たちのみの繁栄を目指し
自分たちのみの満足を満たそうとする
そこには他国や他民族との共存や共栄は含まれていない
きわめて独善的なものです
世界中がその本性を知ったとき
中共の化けの皮がはがれそれなりの結果が表れてくるでしょう
【希望を達成するために】
希望の実現においては
やはり
その人の心境にふさわしい結果が現れてきます
その人の人格にふさわしい結果が現れてきます
その人の努力にふさわしい結果が現れてきます
その人の才能にふさわしい結果が現れてきます
「希望が実現する」
ということは幸福の基本です
人間として生きていく以上
希望は持ちたいものです
そして
希望は達成したいものです
その希望が
正当なものであり
天も人も受け入れるものであることを願いながら
日々
精進していくことが
とても大事です
HS
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