みなさん おはようございます




しばらくとてもいい天気が続きました


お彼岸も今日で結願となります





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今日はあえて

心を娑婆に戻すために

かつてのインドにおいて王族だった

釈迦国の末路にふれながら

日本の将来について考えます







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かつての仏陀の生まれた釈迦国は

悲惨な最期を遂げましたが

仏教の平和思想も

悪い方に転化すれば

相手に虐殺や

暴虐の限りを尽くさせることを呼び込んでしまいます

注意しなければいけないことです









この世は

ある種の実験場であり

学びの場である









ただ

時代が過ぎ去ってみれば

反省が働いてきて

何が正しいかということが検証されていき

それが人類の智慧になります

建設と破壊の両方が行われているように思うのです








HS参照












日本もいつまでも平和第一主義で

周りの情勢を甘く見ていると釈迦国のようになります





ロシアのウクライナの侵攻を欧米諸国が危険視していますが

中国はチベットやウィグル・南モンゴルへの侵略の後

人権弾圧

核戦力強化と不透明な軍拡を続ける中国に対して

何も制裁措置を取らない欧米諸国の判断はバランスを欠いています






G7首脳会談で日本は制裁強化を要請されるでしょうが

対ロシア制裁は欧米諸国への「付き合い」として

軽度な段階に止めておき

日露関係が長く停止するレベルにまで強化しないほうがいい






そして

欧米の対露制裁と親中外交の不均衡の是正

歴史認識問題への対抗策を兼ねて

今後日本は国際社会に向けて

「天安門事件」に対する中国政府の説明責任の存在を訴えるべきです

(ロシアに比べて、中国の暗部は欧米圏に周知されていないため)







日本は西側諸国の一員であり続けなければいけませんが

その中で

長期的な視野の下に

日露関係も含めた対中包囲網を形成するための

布石を打つ必要があるからです






個人と国や社会の対立を

同率に見てはいけないんです

個人レベルのことは

自分の心の中で解決しなければいけないことですが

会社レベル

国レベルになると

総力を挙げて考えないといけないのです






世の中の評論家は

ここを間違っているのではないのでしょうか







個々の善悪で国のあるべき姿を語るべきではない

どちらの国の方向性が正しいのか

どちらの国に正義があるか

これらを見極めなくてはいけない時代が来ています