油絵第2弾はウィリアム・アドルフ・ブグローの絵の模写を
描いています。
前回、下書きにちょっとモノクロの彩色をしたものをアップしましたが、
それに色を載せました。
まだまだ本物の肌の質感には程遠いのですが、ちょっと
雰囲気は出てきたような気がします。
この元の絵を描いたウィリアム・アドルフ・ブグローという
方は、あまり有名ではない(私が知らなかっただけ?)
らしいのですが、調べてみると非常に柔らかで優美な
絵を沢山描いているようです。
当時はかなりの偉い方で、フランスの美術アカデミーの
会長にもなられたそうです。
ただし、印象派に対する理解がなく、ルノワールやセザンヌ
などを落選させた保守的な考えだったため、印象派が台頭
してからは、しばらく忘れられてしまったらしいです。
現在、日本では写実がブームになっているので、もしかしたら
これから注目を浴びるかも知れません。