日曜日は京都市内4年ぶりの開催となった
京都出身『安達朋博』さんの演奏会に行ってきました
ザイラー国際コンクール1位
ブラームス国際コンクール2位など
8つの国際コンクールで入賞
「日本クロアチア音楽協会代表」
~ドラ・ぺヤチェヴィッチ生誕130年を記念して~
【ドラ・ペアチェビィッチ】
クロアチアの貴族であり、作曲家。
第一次世界大戦のさなかを生き抜き
産後の敗血症のため30代で夭逝
【曲目】
★ピアノ曲集「花の一生」作品19
1.待雪草 2.すみれ 3すずらん.4.わすれなぐさ
5.バラ 6.赤いカーネーション 7.ゆり 8.菊
「花の一生」は8曲構成。始まりを意味する「待雪草」から、生を終える「菊」まで
★ピアノのためのプレリュード~ガラス玉遊戯
★ピアノソナタ第1番 変ロ短調 作品36
★ピアノソナタ第2番 変イ長調 作品57
安達さんの「花の一生」は1度聴いています。
その時、演奏のあまりの美しさに心を奪われ
途中で何番の何の花か、訳分からなくなってしまったのです。
「花の一生」のCDもありますがそれは非売品で
私は手に入れることができず・・・
だから集中し1つ1つの音を噛みしめながら味わって聴きました。
8年ほど前、ヤマハPSTAのHPで安達さんの存在を知り
その1週間後に偶然にも京都でリサイタルがありました。
その時演奏を聴いて『凄いものに巡り合ってしまった』
と思いました。
今回4年ぶりに演奏を聴いてみて…
成熟した精神性で自ら栄達の域に辿りつこうとする芸術を
圧倒する心力をもって再現してくださったと思います。
世の中にはピアニストという職業があります。
その大雑把なくくりに彼を入れるのには抵抗があります。
彼のピアノ自体、哲学的で別次元のものです。
魂に語りかけ~
癒しを与え~
悟りの境地へといざなう
応援おねがいします