入試実践2日目
いろいろ伝えた中で一番強調したコト
そしておそらくこれから毎回毎回確認するであろう
コトを書きたいと思います
入試問題の表紙
(あるいは1ページ目の冒頭、大問1の始まる前)
のただし書き
算数…「円周率は3.14とします」
ほとんどの中学では、
この記述があるのですが、
一部の中学(女子校)では
それが書かれていません。
と、いうコトは?
問題ごとに円周率が与えられる
ということです。
ひょっこり
円周率=3だったり3.1だったりが
紛れ込んでいるケースが
まれにあります
もし、
表紙に円周率=3.14の記述がなければ、
開始直後に
すべてのページの円周率をチェック。
与えられた円周率を
すべて○で囲みましょう
塾生には
・表紙を見る
→円周率が書いてある
→安心して、いつも通り解き始める
・表紙を見る
→円周率が書いてない
→まず全問の円周率を○で囲む
これを毎回確認し、習慣化させます
問題に夢中になるにつれて、
「ただし円周率は…」の記述は、
かなりの割合で
読み飛ばされる恐れがあるからです
あまりに自然に書いてあるから、
気にも留めないでしょうね
「円周率=3(3.1)」は、
女子校のどこかで5年に一度出るかどうかぐらいの頻度なので、
受験校の過去問6年分では一度も見ないかもしれません。
もしかしたら入試本番で初めての「ご対面」なんてこともあるでしょうね
でも、初めて見たから引っ掛かりました…では、残念過ぎます
初めてのご対面でも
全員が100%対応できるように
きちんと手を打っておくのも
プロの役目だと思っています。
(で、ほとんどの年で3.14…)
何年かに一度、
3だったり3.1だったりが出たときは、
すご~~~~く感謝されます
初めての災害に出くわしたときでも
安全に逃げられるように訓練しておくのと似てますね
「夏期・実践」は、入試問題の演習&解説で学力をつけるだけでなく、
試行錯誤を繰り返しながら「得点力」も上げるように導いていける
貴重な体験の場だと自負しています
さてさて、次の授業では何を伝えようか