私は、六年生から塾に通いはじめました。最初は分からないことばかりで大変でした。その中でも、算数は分からないことが多く、最初のテストでは偏差値が三十五でした。それでも、楯先生に分からないことを教えてもらいながら、あせらずに自分のペースでコツコツと勉強しました。夏期講習でも算数を重点的にがんばりました。その結果、九月の合不合判定テストでは良い成績をとることができました。しかし、十月からは成績が下がりはじめ、最後の合不合判定テストでは、南山女子や滝の合格率が二十パーセント、四十パーセントになり、すごく落ちこみました。そんな状況の中でも、私は五人の先生方や家族の支えのおかげで前向きになることができ、最後まであきらめずにがんばり、受験した全ての中学校に合格することができました。
いつも相談に応じてくれたり、わからないことをなかなか質問できずにいた私に、声をかけてくれた楯先生、ていねいで分かりやすい解説をしてくれた植田先生、いつも分かりやすくて、楽しい授業をしてくれた山田先生、社会の年号や用語の覚え方を教えてくれたり、プリントを作ってくれたりした竹山先生、分かりやすい解説をしてくれた加藤先生、チューターの方々、送り迎えをしてくれたお父さん、お弁当を作ってくれたお母さん、本当にありがとうございました。