こんにちは
ご訪問ありがとうございます
3歳息子と年中娘の2児の母てぃーです。
転勤し初めての九州での生活を
綴っていきます
タイトルを読んで、これ私のことじゃん!と思って読み始めた一冊。
この本に度々書かれていたことは、誰かを叱ることで、脳の報酬系回路は活性化するということ

私は子どもに叱ることが多いけど、問題なのは叱ることによって子どもに苦痛を与えているのに自分は快を得てしまっているってことよね

しかもそれが癖になってやめられなくなっちゃってるという
怖

脳の仕組みから考える叱る
・叱らないと叱られる←子育てしてるとわかりみがすぎる
・叱る=相手を変えようとする行為
・ストレスを感じた時脳は即座に戦うか逃げるかを選択している。学びたい欲求とは正反対の脳の動き(大体は逃げるを選択する)
・ルール違反をした者に罰を与えると報酬系回路は活性化する(例:コロッセオ)
・叱られる側が学ぶのはどうすれば良かったのかではなく、叱られた時の対処法
→都合の悪いことを隠すようになる
・叱られる方も慣れてくる
→叱る側はより強烈な罵倒、人格攻撃、罰を使用するようになる
・強烈な苦痛は忘れにくく心の病に繋がりやすい
・理不尽に耐える我慢が生み出すのは忍耐力ではなく諦めや無力感。
・生まれた瞬間から自分でコントロール不可な状況を経験してるから今更理不尽を体験する必要はない
叱るを手放す
・問題となる状況が終わった時点で叱るは速やかにやめる!
・多様性を理解する。叱るは叱る側のただの理想。
・予測力をつけて先に注意しておく
・しないのではなく、できないと思う。
できない人にはその人に合ったやり方を工夫。
・冒険モード(自己決定)を邪魔しない。
・叱る人は余裕を持つことが大切
ルール違反をした者に罰を与えると脳は喜び、自分自身が損をしてでも罰を与えようとする
と言うワードを見て、ある友人のことを思い浮かべました。
その友人は婚約者に様々な裏切りをされ、婚約破棄になっただけではなく裁判を起こして慰謝料をもらおうとしていました。
でも、裁判費用と弁護士とのやり取りや証拠集めなどの労力を考えるとどう見ても損。
傍から見てたらそんな人もう関わらないで放っておいたらいいのになんでそんなに意地になってるんだろうと思っていたけど、もしかして叱る依存になってたのかも
?と思いました


叱られる側が都合の悪いことを隠すようになる、というワードも、
実際に身近にいる厳しい親や、否定が多い親の元で育った子どもが隠し事をしたり、事後報告をしたりして自分の身を守っているのを見て実感
ワカルワカル

日本の中絶法や部活動に関しても叱る依存が関わってるというのも、本当にそうだなーと思った

日本の厳しい部活動は、たまたま上手くいった人にフォーカスしがちだけど、取りこぼれた人の方が圧倒的に多いこと。忘れられがちだよなぁ

以前下の記事で月経前のイライラが止まらない、止められない。
PMSか?と思って月経前にこれを飲むようになりました。
この本には月経前だからイライラしてしまうとかそういう話は一切ないんだけど、
自分のイライラ期の規則性を把握してみたら私は生理2週間前が一番怒りやすいなと判明
(1週間前がピークだと思ってた)
この本を読んで、これを2週間前から飲むようになったら少しは自分を抑えられるようになってきました
叱るは自分の為にやってることだという意識を持って、知識をアップデートして子どもに合わせた対処法をカスタマイズしていける親にならなきゃなと思う一冊でした
最後までお読みいただきありがとうございました