ぴぴ王子学府 -575ページ目

小学生の頃きいて死ぬほど笑った話

 これもまあ、人からきいた話なので、途中でネタバレもあろうかと思いますが、我輩の好きな笑い話トップ10に入る傑作です。


 朝のバスの中でのこと電車

 一人の美人女子高生が、バスが揺れたはずみで大きなオナラをしてしまいましたDASH!

 乗客の視線が一斉に自分に向けられた刹那、したたかな女子高生は近くに座っていた老人のせいにしようとして、言いました。

「お爺さん、おなかの具合が悪いんですか?」

 お爺さんは言いました。

「わしが腹具合悪かったら、おめえが屁ぇするのか」



 ヒヨコそれで、その女子高生はどうなったの?と訊かれたらこの笑い話は失敗です。

   オリジナルは秋田弁で、「おいが腹具合わりがったら、おめ屁ぇふるってが」の方がおかしいです。





我輩が最強に面白いと思う笑い話

 我輩が高校生の頃に友達に教えて貰って、当時死ぬほど笑い、それから20年以上経過してもこれを超えるおかしい話は無いなという傑作。

 まあ、同じオチのアナザーバージョンは多数存在するようなので、途中でネタバレしてしまうかもしれないけど、初めて聴いた人は多分笑い死にします。

 だから仕事中などで人目が気になる方は後で一人のときに読むことをお薦めします。

 また、一応18禁に抵触しますので、家族で読むというのもやめてください(≧▽≦)


 ■登場人物の紹介

 

キンジロゥ

アイマン

イゾウ

 

 キンジロゥ、アイマン、イゾウという三人の若者が、ある日山で遭難してしまいました。

 どんどん夜は更けてくるものの、食べ物もないし、このあたりには凶暴なケモノも生息しているしで、三人は途方にくれつつ歩いていると、小さな民家がありました。

 三人は助かったとばかり喜んでその民家のドアをノックしました。

 すると、しばらくしてドアが開き、中から猟銃を持った老人が現れました。

「なんだ!こんな時間に貴様らなんの用だ」

 老人はエライ剣幕で怒鳴りました。

「実は迷ってしまって帰れないので、今晩だけ泊めて頂けませんか、お礼はします」と、一番リッチなキンジロゥがサイフから万札を見せていいました。

「だめだ、絶対だめだ」

 老人は剣もほろろ。

「どうしてですか?」とキンジロゥが訊くと、「うちにはな、物凄い別嬪な娘がいる。おまえたちは絶対にこの娘を犯すだろう。だからだめだ」と老人。

 三人は苦笑して、「そんなこと絶対にしませんよ」と老人に誓った。

「よし、絶対約束できるなら泊めてやろう。但し、もし約束を破ったら、この猟銃で頭をブチ抜くからな」と老人は凄み、三人はゾッとしました。


 さて、民家の中に入ると、意外に老人はもてなし好きで、娘 (確かに凄い別嬪) と共においしい食事をご馳走してくれて酒も振舞ってくれて、風呂にも入れてくれ、三人はすっかりリラックスして寝床に入りました。

 しばらくして、そこに娘が現れた。

 娘といっても20代半ばで、それなりに成熟した色気がある。

 娘は唐突に言いました。

「こんな山の中ですから、私は男性を知らないでいままできました。父があのように厳しいものですから、今後男性と知り合えるチャンスは期待できません。ですからどうか皆さんで私を抱いてください」

 

 老人との約束がふと三人の脳裏に浮かんだが、その娘の色気の凄まじさと酔いの後押しもあり、三人は結局やってしまいました。

 で、散々娘を弄んだ明け方、突然猟銃を持った老人が現れました。

 老人は鋭い眼光で「貴様ら、やっぱりやりやがったな」と恫喝しました。

「あ、あの、違うんです、娘さんが・・・」と言い訳すると、「問答無用じゃっ」と、猟銃を三人に向けて構えました。

 そのとき、娘が「お父さん、私も悪かったの、だからこの人たちを助けてあげて」と懇願してくれました。

 三人も「どうか命だけは」と号泣して命乞いしました。


「よし、可愛い娘に免じて貴様らに一度だけチャンスをやろう」老人は鷹揚に言いました。

「これからあることをするから、そこの畑に行って、一人一個ずつ、好きな果物を取って来い」

 三人はわけが分からないまま畑に向かった。そのまま逃げようかとも思ったが、振り向くと老人が猟銃を構えて見張っているのでそうもいかず、言うとおりに果物を物色しました。

 キンジロゥはイチゴ、アイマンはナシを手にして老人のところに戻りました。

 中々戻らないイゾウは、まだ畑をウロウロしています。老人はいいました。

「よし、あいつが来る前に先に始めよう」

「は、はい・・・」と二人。

「その果物を、自分の尻の穴に入れろ」と老人。

「丸ごとすっぽりとな。それができたら帰らせてやろう。但し、途中で笑ったら失格じゃ。その瞬間に頭をこいつでブチ抜く」と老人は猟銃を構えた。

 キンジロゥはイチゴなので、楽勝でスッポリ尻の穴にイチゴを収め、勿論笑うはずもなくあっさり合格。

 しかし問題はアイマン。ナシなので、中々入らない。けれども、人間命がかかっていればなんとかなるもので、「うぬぬぬっ」肛門が張り裂ける痛みに耐えながらようやく半分ほどナシが尻の穴に収まったかというとき、苦しみの絶頂にあるはずのアイマンが突然弾けたように「わははははははははははははははっ」爆笑し、向こうを指差した。

 笑ったことで失格になったアイマンの頭を、老人はためらうこともなく猟銃でブチ抜いた。

 

 キンジロゥは、何故アイマンが笑ったのかと不思議に思って、アイマンが指差した方を見ると、ちょうど三人目のイゾウが大きなスイカを持って嬉しそうに戻ってくるところだった。





オシマイ。



 ※で、そのあとイゾウさんはどうなったの?と質問をされたらこの笑い話はある意味失敗である。






子育て

 21歳で父親になり、子育てをしながら大人になってきた我輩(≧▽≦)


 子育てとはこうである・・・なんてとても語れないですね。

 何人かあちこちで(謎)(≧▽≦)育ててきましたが、未だに正解なんてわかんないし、子育てのコツもわかんないしポイントも分からん。

 分かったつもりになってる方がヤバイと思うよ。


 そんなわけで、一つの例として、我輩の場合・・・


 ルールはただ一つ。

「おれに逆らうな」

 である。

 これだけ。

 

 あれもダメ、これもダメ、ダメダメダタメといい続けると、「どうせ全部ダメって言われんじゃん」と思い、麻痺して重大なダメも些細なダメも一緒になってくる。

 だから我輩はたった一つだけのルールにした。


「おれに逆らうな」


 じゃあ学校で先生に逆らっていいのか、友達の信弘君の親には逆らっていいのか、みどりのオバサンに逆らっていいのか?

 勿論ダメだけど、そのくらい自分で判断しろと言ってます。

 

 未成年の喫煙も飲酒もエッチも言うまでもなくダメだし、万引きなんて絶対許せんし、虐めも最悪だし、やってほしくないことは一杯あるんですよ。

 でも、「あとはオマエを信用しているから、自分で判断しろ、わかんなかったらおれに訊け」といってあります。


 面白いもので、親にだけは逆らってはいけないと思っていると、自然に他の大人にも敬意を払うようになるようで。


 我輩に逆らおうものなら大変です。

 情け容赦なく罰します。

 

 親は神も同然だと思います。

 どんな情けない愚かな親だろうと、親があっての自分。間違ってできちゃったんであろうとなんであろうと、人生という素晴らしいチャンスを与えてくれた親、尊敬しないでどうする?

 親だって人間だし、バカなところも愚かなところもカッチョ悪いところも矛盾したところもある。

 それでも、自分という者を生み、育ててくれた大切な存在。

 

 おれに逆らうくらいなら、今すぐ死ねっ!

 何度こう怒鳴ってきたことか(^^;


 いや、皆さんにお薦めはしませんよ。

 これは我輩だけの方法です。


 友達みたいな親だなんて冗談じゃない。タメ口なんて許せん。

 ひたすら敬語を使わせます。挨拶も徹底。


 なんて書くと、なんて横暴で傲慢な奴かと思うでしょう。

 いや、本当は我輩だって息子と仲睦まじくしてみたい願望もあるんです。

 しかし、

「子供に好かれようとすると子育ては失敗する」

 と我輩は思っているので、ひたすら我慢しています。


 こんな過激な親父だけど、結果として息子にはかなり慕われているのが感じられます。

 

 親を舐めてるガキは結局社会に出ても先輩たちを舐めてしまうと思う。

 年長者に敬意を払えない若者ほど見苦しいものはない。

 それだけは絶対に許せないと思ったのです。


 まあ、我が長男も我輩の重圧のせいか、あまりバッとしない若者になってしまったが、しかし大人に対する態度だけはちゃんとしているので、それだけでも良かったと思っています。


 あまり欲張らないで、たった一つだけでも徹底して叩き込むというのが我輩の方針なのでした。