厚生労働省が公表した「保育士確保プラン」を読んでみました。
厚生労働省
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年2回保育士試験を実施するにしても、
潜在保育士を現場にどうやったら送り出せるのかが課題ですね。
気軽に資格だけ取る人も増えそうだし。
まあ、保育士の待遇改善しないと確保できないでしょう。
福祉系国家資格取得していれば科目免除となるのはいいと思います。
社会福祉士とか介護福祉士をやっていて、育児を機に退職する人も結構いますよね。
そういう人たちの復帰する現場として保育所を選びやすくなるのはいいですね。
社会福祉士は求人数は保育士と比べたら圧倒的に少なそうだし、
様々なケースワークに携わった社会福祉士だったら、保護者対応も心強い!
福祉系国家資格は、養成校を出ていれば無試験で資格を取得できるものや、
養成校を出ても国家試験受験をしなければならない資格もあります。
介護福祉士は養成校を出ても国家試験受験が必須となりました。
そういったことからも、今は検討中の段階のようですが、
保育士試験の試験科目を一部免除するにしても、条件がいろいろ付きそうですね。
臨床心理士や臨床発達心理士とかも科目免除になってもよさそうだけど、
こちらは国家資格じゃないから無理ですかね。
(心理士国家資格化の動きはあるけど、実現は難しいようですね。)
それにしても、「保育士試験年2回にしよう!運動」は前からあったと思います。
それから数年経っての実施でしょ。
実施にあたり何がネックだったかと言えば、試験実施のコストも大きな理由ですよね。
年2回にしたところで、潜在保育士増やすだけだったら費用対効果は低いです。
だったらいっその事、試験システム自体変えてしまえばいいのにって思いました。
例えばさ、今どきの試験ならCBT方式のって多いじゃん。
2~3科目ずつを好きな時に、好きな場所で受けれるようにするのってダメなのかしら。
それだと受け終わったらすぐ合否がわかるし。
会場確保も容易だし、試験用紙も不要だし。
天候により中止とかってなっても、すぐフォローできるじゃん。
トータルの受験料が多少増えたとしても、無駄がなくていいと思う。
現行だと何科目受けようがお値段据え置きって、ぼったくりだよね。
それで、全科目合格したら実技講習に参加をできるようにして、
絵とか音楽とか読み聞かせとかの1日講習参加するとか。
(実技試験受けて思ったけど、あれって基準が良く分からないし、
地域差もありそうだし、不透明なんだよ。
まったく同じことやっても、ある地域では合格し、ある地域では不合格とかありそう。)
そういうシステム数年まえから計画して移行すればよかったのになって思うよ。
そしていっそのこと免許化してほしい。
保育知識と自分の経験に自信のあるベテラン保育士の先生は頼りになりますが、
一方で新しいことを吸収する時間をあまり持たない人もいます。
そういう人も更新時期に講習を義務づけて新しいことを学べるといいのに。
ということを考えていたら、昔運転免許とった時のことを思い出しました。
免許の学科試験受けた後、モニターで合格者番号が発表されるので、
モニター前が人だかりになりました。
人々から「よかったー」とか「受かった」とか聞こえてきます。
そんな中、ギャルとギャル男のカップルが
「俺らだけ落ちてない?」
「ホントだー、キャハハハ」
「マジ、ウケる、ケタケタケタ」
と楽しそうだった。いい思い出です。
