前回の強烈な成績からもたらされる評定平均のダダ下がりを防ぐために、今回は異様な勢いで頑張った娘ちゃん。

授業を聞いてない期間の単元も自習して物理を除く全科目2~3周したそうです。

国語に至っては初の乙女のトキメキ試験勉強。聞けば中学受験時代も国語はやったことがなかったとか。

どれだけおばけ

 

そんな娘ちゃんを応援するにはサプライズしかない!

というわけで実家の父に「なんかない?」と聞いたら、巨大な柚子をくれました。

「なでると脳みそのシワが増える不思議な柚子だぞ、って言っておいて」と。

 

 

この親にしてこの子あり、この祖父にしてこの孫あり宇宙人父のくれたバカげた大きさの柚子に娘ちゃん、大喜び。

良かった。体内に駆け巡ったアドレナリンを保持したまま、試験まで疾走してくれ、と願ったのでした。

 

結果はまだわかりませんが、勉強して、問題集が解けて、お母さん口頭テストにどんどん正解していけるほうが、勉強サボっているより気分が楽だということに気づいたそうです。

 

夫と「締切前なのに原稿書かないで遊んで、そんな自分に鬱々となっているようなもんだね」と笑いました。

書き始めたらどんどん書けるから多幸感に包まれて文章に没入できるのに、その入口でついついネットしたりゲームしたりしてサボっちゃうけど、でもその時間が決して楽しいかと言えばそんなこともなくて、ずっと胸に石がつかえた気分で苦しい。

娘もそんな気分だったんだろうな。

 

でもそんな鬱々の石も巨大柚子がガツンと破壊してくれます。

娘ちゃんのテキストの上に置いておいたのですが、あまりの大きさに、わたしがいま目にしている巨大な黄色いものはなんだろう?と脳がバグりそうになりした。

 

冬至の日まで冷蔵しておいて、丸ごとお風呂に入れようオレンジ