高校1年生になって、やっと抜け出せた気がします。中学受験ハイから。

なぜかといえば、心が大学受験ハイに上書きされたからに他なりません。

 

先日、幼稚園時代のママ友5人とランチしました。

3人は中学受験組、2人は高校受験組。

 

うち以外は「わたしの前で勉強の話はしないでえええ!!!!!」と絶叫したくなるような、とんでもなく偏差値の高い優秀子さんのママたちなのですが、「娘ちゃんは天才ぽいから(慰められているだけです、念のためw)アート系でしょ?」というムードが流れる中、まさに娘から「学校帰りに藝祭行ってきていい?」という着電があり「ああ、娘ちゃん藝大狙いなのね、うんうん」と、そんな雰囲気になりました。

 

「あ、誤解させちゃったかも」と思いつつ、リアルでは習いごとのこと、総合選抜のことをママ友の誰にも言っていないので、わたしもそれに乗っかって「自分がダメだったから娘が行ってくれたら嬉しいとか、そんな気持ちってあるよね。本当はいけないんだろうけど!」なんて、どうとも取れる返答をしてみました(笑)

ちなみに藝祭に行ったのも大好きなお姉さんが主催しているイベントが面白そうだったからで受験は関係ないそうです。

 

中学受験組のみんなは集まると毎回少しは思い出話をしていましたが、今回からはキッパリサッパリなし!大学受験の話になっていました。

時を同じうしてみんなも卒業したのかもしれません、中受ハイを。

 

わたしは決定(合格)するまで志望校を明かさないのは、同学年かつ子ども同士が知り合いのママ友と長くゆるくつきあっていく秘訣だと思っています。

割とその感覚は全員共通しているので、受験の話をしつつもフワフワとした「人から聞いたんだけどね」「お姉ちゃんの時こうだったんだけどね」な内容が多いのですが、突然、天然ちゃんママ友が御三家ママだけに名指しで「◯◯ちゃんは大学のこと考えているの?」と聞いて、「あ!やば!」という空気が流れてしまいました。

 

しかし聞かれたママ友のお返事が堂々とアッパレで、今後はわたしもこう言おうと思いました。

 

「うん。決まっているよ。ここでは言えないんだけどね」

 

うんうん。子どものこととはいえ、自分の情報じゃないしね!

本人の許可なく、子どもの友人にも伝わり兼ねない情報を開示しないほうがいいよね、確かに!

絶対に本人に聞いたら「言わないで」って言うだろうし。

 

聞いたほうのママ友は一切の悪気ない可愛い人です。(↓にも登場w)

 

 

 

上にも兄姉がいるママ友たちからお兄さんお姉さんの進路や就活の仕事の話を教えてもらった延長で、みんな素敵大学がついているからそのまま付属大に行くのかな、娘ちゃんは美術系ね(違うけどw)、と理解して、残りの御三家ちゃんはどうするんだろう?という素朴な疑問から発せられた質問だったと思うのですが、なかなかもってドキリ☆としました。

そうそう。後から思い出したのですが、自分の子どものことは「小さい頃からT大に行くって本人が決めているんだよね」と開示するおおらかな人でもあります。それも、ある。

 

で、聞かれたほうのママ友は一本キッチリ筋が通った人なので、素晴らしい満点のお返事を朗らかにしてくれて、わたしのの一瞬浮きかけたお尻を数秒で椅子に落ち着かせてくれました。

 

小学校のママ友たちともまだ仲が良いのだけど、幼稚園のママ友たちはまた違う楽しみがあります。

近くには個性豊かな幼稚園がたくさんあるので、幼稚園別に似たタイプのママが集まっていているような気もします。

うちは子にも親にも甘い幼稚園で有名でした。ゆるーいけど、小受率は高ーい、そんな感じでした。

小さかった子たちが素敵な少年少女たちになっている写真を見せ合うのも楽しかったです。

良きランチでした♪