試験勉強中、オヤツを食べる手が止まらぬ娘ちゃんから質問が飛ぶ。
「ねえ、お母さん。何で勉強ってするんだろうね?」ぱくぱく。
わたしは基本、人は人のためにお互い役に立ち合って生きていき、その結果として仕事が回って自分の経済も豊かになるといいね、と思っています。
なので小学校より中学より高校より大学よりずっと長い卒業後の人生を、社会の中でどう素敵に楽しく人のことも幸せにできるよう生きていけるか、というのを全ての大前提として考えています。
で。答えたのが、こんな感じ。
●授業を受けて理解をするってことは、人の話をきちんと聞けて相手が言いたいことを理解できる力がつく。
●国語を始め各問題に出てくる読み解く力はは、世の中の最大公約数的な考え方を理解するためのものと思っていればいい。(例外があることも忘れずに)
●問題を解くということは、その言葉の通り、研究しかりトラブルしかり目の前にある問題を解決に導く力を身につけることができる。
●広い知見は、問題解決の糸口をそのストックの中から探せるということである。
●知識や経験は「三人寄れば文殊の知恵」というように、皆で持ち合って有効活用もできる大事なもの。
と、まあなぜ人は勉強するのか、という問いに対しての偏見と独断に満ちたpicot解釈をつらつら語っていたわけです。
--- 勉強をなぜするか、については、こんなエピソードもありました ---
まだ小学生の時、俳優さんでもあり格闘家でもある方と娘が最近のJS事情などをおしゃべりしていた時のこと。
クラスの男子のことなど、ひとしきりブウたれた後、塾に行っている話を娘がし始めました。
塾に通っているとか、中学受験をするとか、そんな話をすると娘の周囲にいる大人の方々は(ママ友除く)どこか「可哀想」を含んだ「最近の子は大変だね!」を投げかけることが多々あったのですが、その方は「いいね!どんな勉強も役に立たないものはないから、いろいろ学んでオレにも教えてよ!」と言ってくれて、娘は無邪気に「じゃあ、これ知ってる?」と主に化学の話を一所懸命していましたが、横でわたしは内心ものすごくホッとしたのを覚えています。
娘が尊敬する大人のひとが、勉強についてプラスの捉え方で接してくれて本当に嬉しかったです。
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上に書いたたくさんの勉強の効能は、机に座って数学や国語をやること以外にも得られる道はたくさんあると思うよ。
それを含めて、今はとにかく吸収の時期だからさ、、、、、、、、
「うんうん!!うんうん!!」ぱくぱくぱくぱく。ぱくぱくぱくぱく。ぱくぱくぱくぱく。
しまったあああああああああああ!娘、サボりたいだけだった!
うっかりペースに乗ってしまった。母の扱いを知っている娘め!
一昨日、提出の英語の問題集が残り5ページだと思っていたら5ページしかやっていなかったことに夜になって気づくというオチで(どんなだよ)大荒れに荒れた娘さん、昨日もフルで出かけて帰ったらバタンキュー、今日も午後からはお出かけ&従姉妹のお姉さんと焼肉という予定が入っているのだから、短時間ぐらい集中してやりなさーい!
そう。うっかり貴重な時間を長らく語りに使ってしまった母親はわたしです。
娘、自分の持ってる武器の使い方がうまい。してやられました。
ちなみに!
幼き新中1をお持ちの皆さま、もうね、試験範囲を持ってこないの、娘あるあるでした。
何度「試験範囲は?」と聞いても「出てないんだよね」の一点張りで、もう何なら今年はテストないのかな?ってぐらい出してこない。
普段の勉強についても、先生からも復習しなさいと言われているのに、「まだオリエンテーションで授業が始まっていない」「まだ実験しかしていない」「まだまだまだまだ」で中間テストに突入し「1回の勉強もしないでテストに突入するんかいーーー」と、わたしに激怒されていました。
娘が通っているのはテストもなく、授業も行っていない学校だったかな?
でですね!中3までそれが続きました。
やっと中3の途中ぐらいで、自分で試験範囲を見て、やるべきことの予定を立てられるようになった感じです。
先は長い!ですが、いつかは何とか自走っぽい走りを見せてくれます。
それまでは本当に親の負担がすごかったです。
正直、うちは小学校の時は勉強はスケジュールも内容も見ていなかったので、中学の3年間は本当に(わたしが)しにそうでした。
今でも残り5ページと、5ページしかやっていない、を自分のことなのに混乱する凄い脳みその持ち主ですが、それでも試験範囲はわかるようになりました(笑)
がんばってください!いつかトンネルは抜けます!
(説得力ないかもしれませんがw)