娘ちゃんの部屋が汚い。

試験期間中に「あれもない」「これもない」と探しているうちにプリントが舞い散り、終業式までに全ての教科書を持って帰り、「ごめんなさい。こういう時どれを捨てればいいかわからないの」「全部捨てればいいと思うよ」(レイとシンジ風に)=だって中学の教科書だからね、と言っているのに放置したまま、さらに高校の教科書まで届いてしまって、もはや娘の部屋は紙類パラダイス!

 

うっかり夫が「女子の部屋とは思えない」と不適切にもほどがあるセリフを口走ったせいで意識高い系世代の娘に「部屋が汚いのに女も男も関係ない!」と怒られて、その勢いで親撃沈。

ですが、テストも終業式も卒業式も終わったある日、扉の前に立って「さすがに汚部屋すぎるね!」と言い放ち、向かった先はアニメイト。

ランダムで誰が出るかわらかないアクリルスタンドを、重さで想像して推しを100%当ててきた娘ちゃん、「この子たちが映える部屋にするわ」と大掃除を始めました。

親の文句より、推しの居場所作り。素晴らしい!

 

と、このままでは良い話で終わりそうですが、もちろんお勉強ブログで書きたいのは推しの話ではありません。

そう。汚部屋から発掘されたのは、ベネッセの学力推移調査表でした。

あーーーれーーー!!!!!!!!

テスト結果も出そろったので、2023年度いっぱいはもう勉強のことは考えないでワークショップとアートと軽井沢のことだけ考えていればいいかと思っていたのに!

(イレギュラーで個別の先生から電話がかかってきたりしない限りはw)

 

薄目を開けて見てみました。

気になるのは国語。

現代文ができるぐらいのことを書いちゃった後に悲惨な数字は見たくない。

(自慢した瞬間、それを根底から覆す出来事ってよく起こりませんか?わたしだけの現象?)

 

うーん。全国的にも学内偏差値的にも……あんまり良くないね!国語!(やはり自慢するもんじゃない)と思っていたら娘ちゃんが一言。

「大丈夫だよ!ほら見て!古文読解が0点だよ!すごい!ほら、文学的文章読解も言語知識の活用もちゃんと学内平均より高いよ!古文が0点だから総合点が低いだけだよ。現代文は大丈夫!」

「え!そうなの?わあ、良かったー!古文が0点でーーー!」

 

と、そんな会話を横で聞いていた夫が言いました。

「古文が0点で大丈夫とか良かったとか君たちは本当にすごいね」

もういいの。いいんです。

国立を狙うとか、全教科頑張るとか、そんな美しいことを言ってられるような娘ちゃんじゃないの。

能力のパラメータに偏りがある場合、フラットにするよりエッジを研ぐほうが向いてるの。

 

古文0点かあ……。

娘の繰り出す謎の自分擁護に、勢いでつい「良かったね!」と大喜びしてしまったけど、そこは喜ぶところじゃなかった。

英語は国語より残念で、今回ふんばってくれていたのは数学でした。

毎回、毎回、良い点数の科目が違っていて、気持ちが迷います。古文も0なら安定感も0。

 

春休みを穏やかな気持ちで満喫できるよう、これ以上なにも答案が見つかりませんよーに!(祈)


(追記)

あ、通信簿みてないw