今日はみぞれがふっています。
20℃だったり5℃だったり毎日の寒暖の激しさに紛れて、期末テストの足音が聞こえたのは空耳ではなかったようです。
娘が勉強を始めました。
テスト前となれば!
(まずは、わたしが娘に話しかけたい=邪魔したい気持ちを堪えきれなくてブログを書き始めるのですがw:今も百人一首を覚えている娘に豆知識を与えているはずが大幅に話がずれていて「そろそろ勉強に戻っていい?」と言われました。ごめんなさい。ブログ書いて黙ってます)
真っ白なA4コピー用紙を出してきて、この三連休に何を勉強するかをまとめてみようと娘に声をかけ、勉強内容相談会が始まります。
一見、相談にのっている風ですが、最近少し意識しているのが娘の壁打ち相手になろうという姿勢です。
「表作っちゃおうよ」という声かけして、忘れていることがあれば「あ、◯◯もやったほうがいいんじゃない?」などと要素の抜けだけサジェストして、何をどれだけするか内容は娘に任せ!
試験内容は把握しているし、文字を書くのが嫌いな娘のために「お母さんテスト」という時短口頭テストで暗記を定借させるシステムも採用しているので、自走か伴走かといえば伴走ですが、勉強の中身については小学校の時から教えたことがないので、良くも悪くも自考させてしまってます。自学?
「◯◯の単元は今まで×がついたことがないから、前日に同じ単元を違う問題集で解いて確認してみるだけでいいと思う。それに比べて■■の単元は穴が多いから、今からうんちゃらかんちゃらを使ってなんちゃらかんちゃら」と、つぶやきながら計画を立てています。
娘は独り言が多いのだけど、そのせいでたくさんの情報が入ってきて助かります。
たぶん独り言じゃなくて、さりげない娘の情報共有とヘルプ要請だと思っていますが、それは気づいていないフリで♪
基本的にやりたくない教科は後回し、楽な教科を先にやるのですが、今回はなぜか公民から始めていてビックリしました。
下位10%から上位10%に上がったのが嬉しかったかと思いきや、よくよく聞いてみると「覚えるのが楽だから」とのこと。
そもそも2年生の担任の先生から、「娘さん、地歴がダメでも3年は公民だから大丈夫ですよー」と謎のお墨付きをいただいていたのですが、それでも振るわないのもホドがある1学期〜2学期前半の成績にどうしたものか悩んでいました。
が、なぜ急に覚えるのが楽だと思えたのか、ならばなぜ前半戦では覚えられなかったのか、と問うてみました。
(わたしは変化があった時、その変化がなぜおこったのか深掘りしてインタビューし、自分で言語化させるクセがあります)
で、出てきた答えが面白かったです。
「公民は小学校の時から得意だったから、まずはナメてた。教科書を読んで『知って』テストには挑んではいたんだけど、『記憶』はできてなくて、結局『知って』いる程度の精度ではテストに対応できなかった、、、んだと思う。今考えてみれば」
とのこと。
「曖昧に知ってる/わかっている」
→テストで適当な答えしか書けず、点がもらえない。
「記憶している/理解している」
→テストで点がもらえる。
常に、中3にして今ここか!という話ですみません。
来年、中学校受験する新小6の皆さんでも気づいていたりすることかもしれません。
でも娘は今、「知る」ことと「記憶する」ことの間を隔てる深くて暗い川の存在を知ったようです。
でも日本史に出てくる同じ苗字の歴史上の人物を記憶することは別問題と言っていました。来年の世界史がお気に召すことを祈ろう!
写真は勉強をイメージして、4&1多機能ボールペンです。
シャープペンと黒赤青緑のボールペンさえあれば筆箱を忘れても大丈夫!と、この1本と消しゴムが常にリュックに入っています。中1あたりは本当にこれで救われていましたw
というわけで、今年、中学に入学するお友だちのお子さんには、名入れした4&1多機能ボールペンをプレゼントします。小学校と違って気軽に忘れ物を届けられないので、これで少し安心。
