定期テストの結果が出ました。

そう、テストを受ければ結果が出るもの。

親子ともどもすっかり忘れて浮かれた毎日を過ごしておりました。

 

まずは社会。

まさかまさかの下位10%から上位10%入り!

古典、理科2も社会ほどの上位ではないものの、今までの成績に比べたら驚きの好成績をおさめてくれました。

音楽は「お母さん、7点ぐらいかと思ったら20点いってた!」でしたが、10点以下じゃなくて本当に良かった!

しかしその喜びの底には、致命的かつ凶悪な漆黒の罠がパックリ口を開いていたのでありました。

 

そう。大事な数学と英語がですね、よもやよもやの平均割れをおこしていたんです。

えーーー………うそでしょーんorz

 

娘としては最後の追い込みのリソースを社会と古典と理科2に割いてしまったから、と言っていましたが、逆に今まで数英を一夜漬けで乗り切っていたのか、と、そこもビックリ。基礎が定着してないという恐怖!

 

あまりにわたしがショックを受けていたため、夫がいろいろと助言してくれました。

 

まず見ていると、わたしは「子供を教育している」というより「チーム内の担当者に仕事を頼むも納得いくクオリティが得られず、しかし人は変えられない上に納期があるので、どうにかしようと必死にあれこれアドバイスするチームリーダーになっている」と言われました。

うわあ、納得しかない……!

 

じゃあ、教育ってなにー。

夫は、好きなものは徹底的に自分の手で深堀りさせ、苦手なものは本人の得意分野や好きなジャンルからからアプローチして嫌いでなくしていくのが教育と言います。

(例えば数学好きに論文を書かせる時は、論文のロジックを数学的に分解して教え、腑に落ちさせ親しみを覚えさせるなど)

具体的にあーしてこーして点数上げろではなく、その勉強を好きになるように誘導する、それが教育だと。

 

好きなことにはたくさん触れさせていると思う。

テストが終わった瞬間から工学系の工作ワークショップ、情報系のハッカソン、英語×化学のワークショップに参加してめちゃくちゃ楽しそうにしていたし!来週も化学系のミュージアムに行くし!

ただ常に浮かれて楽しんで終わったらサッパリで、深掘りしているのは見たことがないw

 

そして確かに嫌いなものへは「捨てちゃえば?」と言って気を楽にするぐらいのフォローしかできてないと思う。

英語も数学も、その実、好きじゃないんだろうなあ。

わたし、昔から攻めは得意だけど、守りが弱いのです。。。

 

ふと置いてあったテスト見直しコメントを見たら英語の先生から「どこを間違ったか、ではなく、どう書いたら正解だったかを説明できるといいね」と書いてあって、わたしはその視点が欠けていたな、と反省しました。

「どうして間違えたかちゃんと理解してね」と、言ってた。

「どうやったら正解だったか」って、いいなあ。

娘にコメントを見せてみると「えー、そんなこと書いてあったんだ!」と初見なようなことを言っていました。ちゃんと読んでほしい。そして貴殿も反省されたし!と思うのです。