先日ブログにて開陳した、定期テスト以外の衝撃事件。
よくよく考えてみれば、もう既にここでフラグが立っていました。
そして今回の事件こそが、この自虐フラグの回収でした。
さて、4月から、お友だちの妹ちゃんが娘と同じ英数の教科書を使う私立中に入学することになりました。
3月の間に少しでも予習をしておきたいとのことだったので、中1の時の教科書と、使っていないマッサラな数学参考書を差し上げたのですが、その時、娘と同級生だったお兄ちゃんの話に。
受験勉強のための塾に通わずに中堅校に受かったお兄ちゃん、おそらく地頭がいい。
受験前1ヶ月ぐらい、持っていたテキストをすごい勢いで家で学んで合格したそうな。
そんなお兄ちゃん、学校でもメキメキ順位を上げていって中2からは特進クラスにスカウトされ上がったそうなのですが「それがね、喜んでばかりいられなくて。ベネッセの学校でやってくれる模試あるでしょ?あれがボロボロだったの。それって一夜漬けの天才ってだけで、実力はついてないってことだよね……」とママ友。
「それなーーー!」
うっかり若者のような言葉で叫んでしまいましたが、それ、その通りなのです。
奇しくも同じテストの英数が娘もボロボロ。そう、ベネッセの模試が今回の大事件でした。
英語と数学が、学校の定期テストの立ち位置に比べて低い。
国語は古典が出てなかったのかな?そのおかげでとても良く、なんとか3科の数字を救ってくれましたが、字を書くのが相変わらず面倒なようで漢字を全て落としているのはご愛嬌。
すぐさま問題と解答を答案用紙をそろえて、picot家「The 中学受験の時にこれをやっておけば」シリーズ、間違えた問題の洗い出しを行いました。
娘の自己申告によると、数学は中1と中2の前半に教わった単元を落としているらしい。
英語は文法と英文作成ができていて、長文読解とリスニングのほとんどを落としているのが敗因だったので「さてはお主、長文と英語の音声にひるんだな」と推理。対策として、春休み中に長文読解の問題集を1日1P、数日おきにオンライン英会話を入れるという結論に達しました。
で、問題は数学。
いっしょに本屋さんに行って、教科書準拠の問題集の中から自分でやりやすそうなものを選び、さらっと1年分全部を基礎に絞っておさらいすると言っていました。
基礎だけでいいのかは甚だ心配ですし、この春休みを棒にふってしまうかも、という不安はありますが、本人が編み出した方法なので任せてみようと思っています。
(やり始めてみたら、ひょいひょい得手不得手を思い出していくらしく、苦手な問題に付箋を貼ってあとで応用問題も解いてみると言っていました)
で、これが終わってから、学校からもらっている中2復習テキストの宿題に着手することになりました。
いい流れだと思うことにする!
とりあえず結果だけ見て真っ白な灰になっていたのですが、こうして答案用紙を見て解析し、対策を打つと安心するものなのですね。しつこいようですが、これを小学校の時にやってあげていれば良かった。娘ちゃん、ごめんよ。
夫はAIと共存できる人間を作ることに興味がありすぎて、ChatGPT導入以降の学校教育全般の向かうべき道に気をとられ、娘ひとりのテストの点数など世界の中では瑣末瑣末瑣末ーーーーッ!!!!!!(ジョジョ風)といったご様子です。違う漫画を生きている。
ちなみに成績のことで灰になっているのはわたしだけで、娘は今も遊びから帰ってきて、キッチンに立ち可愛いらしい佇まいで生クリームなぞを泡立てています。ハチクロかな。はぐちゃんみたいな巨匠ではないけどw


