闘病生活の始まり。。(第7話) | ふつうの生活って素晴らしい            ~障害者として生きる意味~

ふつうの生活って素晴らしい            ~障害者として生きる意味~

ふつうの会社員が、
マリンスポーツで頚髄(C3,C4)を損傷した
日からのおはなしです。

こんばんは。

 

ここからは、受傷3日目以降のおはなしです。

 

約3日間ほぼ飲まず食わずのままでいました。

ずっと、点滴と僅かなお水のみだけです。

まあ、空腹感もよくわからなかったのが、正直なところです。

 

そして、定期的に看護師さんやヘルパーさんが着替えや

体を吹いて衛生面のケアをしてくれるんですけど・・。

ちょうど3日目頃・・・。

 

ナース「あっ、アソコと脇の下辺りにカビが発生している!」

私「はあ?カビ?」

ナース「何も食べていないから、免疫力が低下してきてます。」

私「生きている人にカビが生えるの?」

ナース「食事を始めましょうね」

私「はい。」

 

とカビ生えてしまいました。ちょっとビックリでしたが、よくあるそうです。

現代医療じゃなかったら、きっと死んでいたんだろうなあと、改めて感謝です。照れ

 

そして、窓からドクターヘリの出動を見るたびに(チョットだけ見えました。)

またどこかで、重症者や重体者が助けを待っているんだろうな。。。

と、改めて医療従事者の方々や救命の方々に感謝の気持ちでいっぱいでした。。。

 

そうこうしているうちに、妻が来てくれて・・・。

妻「あなた窓側でしょ。1日差額2000円だって」ガーン

私「えっ?同じ部屋で、窓側と廊下側で料金違うの?」

妻「そうみたいよ。」

とだんだんと経済的な心配を考え始めました。

 

仕事・・・・。収入・・・・・。生活費・・・・。などなど

この先の、体以外の経済的な不安も大きくなり、あ~。ショボーン

辛い。あの薬をもらいたい気分になってきました。(飲まなかったですけどね。おばけくん

 

 

つづく・・・・・・。