雪かきにより、少々の筋肉痛と付き合いながら、安売りしていた「焼きいかとんび」を食べすぎて、むくみを隠せない今日この頃です。
占いを学ぶきっかけだけを書くつもりが、こんな連続記事になってしまい、驚く自分。
まあ、良いわね。人を鑑定するって、人生経験必要なのよ。
さて、前回の記事は
心が定まらない、頭では離婚をした方が楽になれる。そう思っているのに、心は追いついていかない。会うのも怖いし、別れたら今までの努力はなんだったのだろうかという気持ちもよぎる。
結婚生活の事を考えると頭痛がするようになってしまった。
そんな時、父は冷静で、頭が痛くなるような生活を続けるよりも、自分だけの未来を考えた方が良いんじゃないかと。当時、離婚調停委員をしていた父。
そうだよな。
早く楽になりたい、そう思った。
気持ちを整えて、離婚をする事が正解なんだと自分に言い聞かせ、気持ちを固めた。
次にする事は、離婚するにあたり、条件を出す事。
それを書面にまとめて、とうとう彼を実家に呼ぶ事にした。
会うのは5ヶ月ぶりだろうか。
最後かもしれないと、自分の気持ちを伝えた。
自ら結婚生活の足を踏み外して行ったのは彼。
その彼にやり直す気持ちがあるなら、やり直したいと伝えた。すると、
いや、俺は別れたい
ん?この人何言ってるの?そんな主張する権利ないよね、そう思った。
でも、自分に気持ちのない人にすがる自分も見たくもなかった。虚しいから。
こうなると、腹がおさまらない。
気持ちは決まった。
実は、ある日彼は意気揚々と離婚届にサインして、テーブルに乗せて家を出て行ったことがある。私はそれを温めておいたが、私の前で、親の前で、浮ついた状態ではない本人の意思で、しっかりと離婚届を書かせたかった私は、自ら離婚届を取りに行き、では、こちらにサインしてくださいと離婚届を差し出した。
何分経っても、彼は書けない。
あんなに意気揚々と離婚届書いてたじゃない。早く書けばと促すも、まだ書けない。
やっと書き始めたものの、か弱いサインだった。
では、私が離婚届を提出するので良いですか?と。
こうなった以上、それぞれ、お互い頑張っていきましょうと伝えると、
俺の気持ちなんかお前らにわかるか!
と吐き捨て、ドアを叩きつけるようにして、実家を後にした。
母は塩撒いてやるという始末。
父は私に、思いの丈を伝えれたんだろうから、これで良かったんじゃないかと。そして、あんな利己主義になって、この先どうやって生きていくんだと呟いていました。
もう、これで後戻りはできない。
彼の改めて書いた離婚届。字はか細く、住所も間違えて書いていた。書く手も震えていた。
こんな離婚届使えないわと、彼が以前意気揚々と書いた離婚届の方に私もサインをして、離婚届を提出しにいくのだった。
続く