いやー雪降りすぎだ。
大雪により、雪かきにEUROPEのアルバム2枚も聴いた。それはそれで良いか
でも、ママさんダンプ引きながら、雪の下に潜んでる氷で尻餅ついたわ
さて、話は戻して。
前回の話は
とうとう、結婚を果たした。
仕事の関係もあり、1年は別居婚。週末婚ともいうか。何も気にせず、一緒に入れることの幸せを感じていました。
結婚直前はこんなに沢山の人がいるのに、自分の好きな人に好かれるなんて奇跡。こんなに幸せで良いのか。幸せが怖いと感じていました。
その一年後、私は転勤できる事になり、念願の同居を開始。
でも、うまく行った時期はわずか8ヶ月しかなかった。
結婚して、色々な事を擦り合わせ、お互いの落とし所を見つけて行くのはとても大切だと思っていたのですが、その擦り合わせさえ出来なかった。
何か変だと思ったのは、同居した翌年早々。
何故か、離婚の文字が頭をよぎる。まさかね。まだ、何も起きてない、そう思ってた。
ところが、彼はちょっとした事で不機嫌になり始め、ある日、部屋にお蕎麦をぶち撒かれた。
私は、次は私に来るかもと恐怖を抱きつつ、泣きながら部屋を片付ける彼。でも、彼はそのあとすぐ何事もなかったように寝ていた。
変だなと思う事が増えて行く。
仕事が忙しくて、思い描いた結婚生活をしてあげられないから別れてほしいと言われる。
相談したい彼のお母さんはもうこの世にはいない。
別人と化した彼。人の事馬鹿にするなとくしゃみを顔をかけられたこともある。ゴミの分別注意しただけ。当時、モラハラだよと思っていた。私も膝の怪我をして、松葉杖。何も手伝ってくれないどころか歩けないので、けんけんしていたら、下の家に響くだろうと叱られた。しかも片足でご飯作ってた。私は手術するほどの怪我だったのに。
家に帰ってくるのもさらに遅い。元々ワーカホリックなので、そう信じたい自分がいた。
何も彼に聞けなくなっていく。
ある日、彼の鞄に離婚届を見つける。しかも、離婚後の苗字を今の苗字で続ける場合の手続きの仕方に赤い線。こんな事、男の人の発想ではないとすぐわかった。名乗るかよ、こんな苗字と怒りも湧いた。
この頃から、食欲が落ちて、9キロも一気に痩せてしまった。
共通の友人にも相談した。
彼の仕事仲間でもあった友人。
色々わかった後で、あんな奴とは別れた方が良いと。大病を患って、乗り越えた奥さんにする事じゃないと。
本来の彼はとても良い人だった。
でも、目の前の彼は別人。
自分は愚妻だったのかとも考えたけど、賭け事もしない、家事もやっていた。食べないかもしれないご飯も作り続けた。
その後色々な事がわかるにつれて、私は消耗していき、とうとう実家に帰りました。
あんなに反対されて、粘って付き合い、やっと結婚出来たのに、なんでこうなったのか。私は好きだったので、家族の前では気丈に振る舞っても、毎日通勤の車の中で泣いていた。
結婚を反対されていた実家のお世話になる。それでも、離婚を決意できない。もちろん、家族は彼を許すわけもなく。
彼の友人から、明らかになって行く事実。
流石に私に言えない事もあったと後で聞いた。
翌年、疲れた私はもう離婚するしかないかなと考えるようになりました。彼に会う事も恐怖になっていたから。当時の私は、彼に心を殺されたと思っていた。
そうして、私は徐々に離婚へと決意を固めて行くのだった。
続く