まずは心臓の※動脈管が閉じること。
次に気管挿管が抜管できること。

その2つが初めの目標となりました。

動脈管とは、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいる時に、肺動脈から大動脈への抜け道になっている血管のことをいいます。
(日本小児外科学会のHPより抜粋。)

早産児は動脈管が開いた状態で生まれてくるそうです。
自然に閉じることが多いようですが、そっちゃんは中々閉じなかった為お薬を投与してもらい無事に閉じることが出来ました。

第一関門は突破。

続いて気管挿管ですが、大体1週間程で抜管できるらしく、そっちゃんも例に漏れず1週間後に抜管トライすることに。
この時は管が取れてスッキリしたお顔を見るのが楽しみだなぁ〜と思っていました。

私の術後ですが、初面会が出来た次の日から40度近い高熱を出してしまい…また暫く面会できませんでした。
(NICUは抵抗力の弱い赤ちゃんが沢山いるので、体温が37.5度以上あると面会できないのです。)

それに加えて毎日偏頭痛に悩まされていました。
元々偏頭痛持ちなのですが、毎回発作は半年に一度程度だったのでこんなに頻繁に痛くなるのは初めて。しかも授乳中だと偏頭痛専用の薬が飲めないので、辛かったです。
(脳のMRIを撮りましたが異常なし。原因分からず)

やっと会えたのに暫く会えなくなるなんて…。
ショックでしたが、体も辛かったので大人しく休むことに。
その後は熱も下がり、予定を少し過ぎて無事に退院する事ができました。

でも退院してもそっちゃんが居ない…。
とても悲しく寂しかったです。

私にできることは毎日母乳を届けること。
絞った母乳をフリーザパックに入れて冷凍庫に入れる行為はとても虚しく感じましたが、そっちゃんの為!と割り切って搾乳を続けることになりました。