9月30日朝。
昨夜のNSTのデータを見て医師から説明がありました。危険な状態ですと。

お腹の張りが強く、痛みも定期的に来ている。この病院で出来ることは点滴を変えることくらいしかないが、この様子だと効果は期待できない。
もし仮に今陣痛が始まってしまうと、NICUの設備がないのでJ病院では手術ができない。
その為NICUの設備がある病院に救急搬送します。
優しい口調でしたが、現場の様子からただ事じゃないな…と思い、お願いしました。
その後、医師から主人に電話で説明してもらい、主人も病院に駆けつけてくれました。

本来はJ病院の本院に搬送されるはずでしたが、私の持病の事があるのですぐにN病院に連絡を取り、受け入れ許可をもらって下さいました。

救急車が到着するまで、ルートを取ったり尿道カテーテルを入れたり…搬送先の病院ですぐに処置ができるよう準備万端にしてもらいました。

突然の事に動揺する私。ストレッチャーに乗せられ、運ばれる時に「うちで産みたかったら戻ってきてもいいからね!待ってるよ!」と看護師さんに声を掛けられた事が今でも印象に残っています。きっとそのまま産まれると分かっていながらも、安心させる為に言ってくれたんだろうな…。
救急車には主治医が同乗して下さり、ずっと励ましてくれました。
その時在胎28週2日。今産まれたらどうなってしまうんだろう…とても不安でした。