葬儀の日は、仕事で行けずそして、生前もこの数年間お会いしてなかった。子供の頃よく泊まりに行って可愛がってもらった。
元気な頃の叔父の写真が飾られていて、そして、焼かれた白い骨を見たら、この数年間、忙しさについ疎遠になっていたことが悔やまれた。
私の記憶の中にあったうるさいほど元気な親戚の叔父や叔母達もみな、一様に年をとって補聴器や杖のお世話になっている。皆さんまだまだ元気だけど、会わなかった間に年月が過ぎていった事を感じられた。
久しぶりにあった叔母から、金のネックレスを頂いた。チェーンは、亡くなったおばあさんのかたみ分けで叔母さんがもらったものに、叔母さんが金のコインを付けて身につけていた。
このネックレス、おばあさんがつけていたのも、叔母さんが身に着けていたのも覚えている。叔母さんには、子供もいない。これは、叔母さんからの、かたみ分けなのかもしれないなあと思ってしまった。(まだまだ、ピンピンして元気だけど)
いっぱい思い出の詰まったネックレス。大切にしていきたい。
