多才な友

先日、神戸山手に引っ越した友達の家に言ってきました。
彼女の実家は京都の呉服屋だったのですが、廃業したので大量の着物を好きに使いなさいと実家から送られてきたのだとか。
で、着物を着る機会が多い私に、好きなのあげるって言われて
実際見てみると、かなりいい品ばかり。
で、サイズが合うのと舞台で着れそうなもの、まだ仕立てる前の反物を頂きました。いいのかな~こんな高級品
彼女は着物は着ないのですが、使わないのは解いて、自らミシンで縫って、上の写真のタイパンツに変身させてました。
彼女はハマったら何でもとことんやっちゃう人で、このタイパンツはすでに商品としてネットで販売してます。
また、ネットで売る商品をよく見せる為に一眼レフを買って、自宅にスタジオまで作ってしまいました。
また元々パソコンに強い彼女は自らホームページや知り合いの店のチラシや広告デザインを手掛けたり、多才で羨ましい。
でも、何かに縛られるのが嫌な性格の彼女は、会う度に夢や職業が変わる自由人です。
彼女なら何をしても、どんな場所でも生きていける気がする!
すでに落ち着いてしまった私には、バイタリティある彼女と話してると、いつも夢と妄想が広がります。
貴重な親友の一人です

何となくそんな気がしたけど……

あなたに心配かけたくないから言えない。
ただ、ごめんなさい

何も言えないよ。
ただ 胸が押し潰されそう

だから何も考えないくらい、がむしゃらに夢中に生きたい。
生きているという実感を掴みたい。
ごめんね。
心配かけたくない。
私はいつも笑顔で笑っているから

大丈夫だよ。
男女の思考回路の違いから学ぶこと
一応、結婚生活というジャンルにも入っているこのブログ。
だから、私がヨーゼフから学んだことを書こうかなぁ。
よく、男と女って思考回路が違うっていいますよね?
夫が仕事から疲れて帰ってきたのに、妻は、今日はこんなことがあったとか、
よその奥さんがどうしたとか、芸能人の誰々が結婚したとか云々……
相手に解決策を求めるでもなく、何かいい案を一緒に考えて欲しいでもなく、
まっ、どうでもいい話をだらだらとですね。
で、私もそんなつもりはないんだけど、
仕事で疲れたヨーゼフが帰ってきて、
「暑い暑い」 ってセントバーナード的に喘ぎながら、
ズボンを脱いでいる側で、
今日の出来事や、何々はどうだった?みたいな軽い話を一言二言、
にゃーにゃーと話しかけるわけです。
そんなとき、ヨーゼフは、「熱い、熱い」とまだまだ喘ぎながら、
「そんな矢継ぎ早にいろいろ言われても、答えられへんから」
ってはっきり言います。
う~ん、私は別に答えを求めているわけではなく、ただ、聞いて欲しいだけだったんだけどね。
そう、ここが男女の回路の違いなんですね。
男性は女性のどうでもいい話でも、何か、具体的な答えや解決策を導き出さなくては?
という回路なんですね。
普段から物事をじっくり租借して、真剣に答えようとするヨーゼフは、
「ふ~ん」とか「あっそう」とか、
その場限りのいいかげんな相槌やお愛想はしません。
時には黙っていたりすることもある。
一見、すごくドライで無愛想にさえ見えるヨーゼフだけど、
そこで、私が言ってはいけないのは、
「何で私の話聞いてくれないのよ」とか、「何で無視するの?」ということ。
半年以上一緒に住んだ私は、ヨーゼフの誠実さと本当の気遣いを知りました。
だから、気長にヨーゼフが一息つくのを待つのだ。
そして、30分ほどの沈黙のあと、ぽつりと、
「で、今日買ったバッグどんなん? 見せて!」
ワンワン なぁんて言うのだ。
その瞬間、
私はだいぶ前に話したどうでもいい話、ヨーゼフはちゃんと覚えていて、
関心をもってくれている(ふりをしている?)んだって
めちゃめちゃ愛しい 可愛い
って気持ちになる。
で、ヨーゼフは、ちゃんとバッグをあちこち品定めして、
「汚れやすくないか?」とか、「ええやんか」とか、感想まで述べてくれるのだ。
30分の沈黙に不満や文句を言わないのも、ヨーゼフの誠実さを信じてるがゆえ。
夫をせかしちゃいけません。
まずは相手のペースや行動パターンを読んで、じっくり待つこと。
特にセントバーナード犬のヨーゼフは疲れやすいのです。
だから私はゆっくり待ってあげる。
夫も妻の話を無視しちゃぁいけません。
女は自分に関心を持ってもらえないのが一番辛いのですから。
男も女もポイントさえつかめば、
ちょっとしたことで嬉しくなる単純な生き物ですね。
うん、結婚生活は人との関係の築き方をたくさん学べます。