こんばんは🌆臨港線と申します。

今回で模型テーマの記事は40回目になりました。どうぞこれからもよろしくお願いします。前回はこちら。

 

 

 

さて、今回も引き続きキハ85系の現行品化改修を進めていきましょう。

 
現状はこんな感じ。ムギ球を使用しているのでトレインマークも黄色く光っていました。
それではキハ85-2のLED化を進めていきましょう。
 
ボディを外すとこんな感じ。最近のKATO製品はネジを使用している箇所は少なくなりつつありますが、キハ85系は旧製品も新製品もネジだらけ。マイナーチェンジをしても基本構造が変わっていないことがわかります。
ライトユニットはこちら。現行品はチップLEDを使用していますが、旧製品は導線の長いムギ電球を使用しています。調べたところ、253系やそのほかの製品にも使われたライトユニットのようで、ヤフオクで自作基盤を出品している方もいました。結構簡単な構造なので何をどうすればいいのか理解しやすかったです。
 
はんだ吸い取り線を使ってハンダを除去し、ダイオード(電流の方向を決めるやつ)やライトを撤去しました。ライト側の真ん中の穴はLEDの導線を2本入れるのですが、狭いようなのでマイナスドライバーで無理やり拡幅しました。1mmか1.2mmのドリル刃を使うのが理想でしたが、あいにく手持ちにありませんでした😅
 
 
使用したのはミネシマの模型向けLED ¥440-。私にとって初めて聞くメーカーさんです。鉄道模型は12V電源ですが、そのままの電力で通電させるとLED内の回路を焼き切ってしまい、すぐに発光しなくなります。200Ωの抵抗が付属していますが、鉄道模型に使用するには抵抗値が低すぎるので別に発注していた1kΩ=1000Ωの抵抗を使用しました。改造の参考にしたブログの1つでは、抵抗を1つで済ませていましたが、回路について詳しくないので、とりあえず各LEDに1つずつ加えました。また、同じ部品を取り寄せたのか、200Ωの抵抗を直列繋ぎで400Ωとしていた方もいました。
 元々付いていたダイオードは使用しません。なぜならLED自体がダイオードの役割を果たすので(ry。
 注意すべきことはLEDの導線の向きです。真ん中の穴に長い方同士(アノード)でハンダ付けしてしまうと同時に点灯してしまいます。
 飛び出た導線はほかの部品と干渉してしまったり、短絡する原因になるので、適当な長さで切断しちゃいます。
ハンダ付けして試験点灯させた時の様子。ワニ口がなかったので006Pを使用。9Vの電圧が流れますが、焼き切れる予兆も見られなかったので抵抗値に問題ないようでした。
反対。じつはLEDの極が逆になっていました😅このあとボディに組み込んだところ、パワーパックのダイアルとは逆方向に点灯していました。すでに余分な脚は切っており、逆方向に導線を曲げても長さが足りなさそうだったので結局新しい物を使用することに。予備があってよかった🤭
 
ボディを載せる前に試験点灯。接触不良もなく、しっかり点灯しました♪
 
ボディを載せて、再試験点灯。トレインマークが白飛びするほど綺麗に光っています♪ヘッドライトにはフィルター類が付いていないので白く光っています。まるでHIDに換装したみたい。
テールライトも。少々ヘッドライトに光漏れしていますね。様子見て遮光も検討しましょう。
 
レイアウト上で。常点灯も対応のようですね😲
やっぱりヘッドライトの色が気になるので次回までにプリズムを少しいじっておきましょう。
 
注意点と気づいたこと
 こういった改造はメーカーの保証が効かず、自己責任となりますが、完成した後の達成感があって楽しいですね😆
部品の購入前に適正なサイズか、使用しても異常が起きないか等を注意して部品選びをすることがベターでした。
半田小手等の機器も含め、意外と安く手に入るので工作初心者の私にピッタリでした。
ライトユニットがリニューアル品との互換性がなく面倒、というのもありましたが、自分で手を加えることでより一層模型に愛着がわきました。
参考文献となるブログ等が多数あるので改造の着手はすごくしやすかったです。
 
 
 電圧、電流、電力とか色々電気関係の単語を並べていますが、電気に関しての知識は全くの初心者です。間違ってたらごめんなさい😇
 キハ85系を何時ごろ購入したのだろうと思い、先ほどロット番号を確認したところ、2007年10月発売品でしたΣ(・□・;)私の誕生日あたりに購入したと思ったので翌年8月に手元に届いたのかな。小さいころ、お粗末なこともしましたが、現在も元気に動いてくれています。これからも大事にしていきたいですね!
室内灯も近日中に届くそうなので、近々また記事を書こうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます😊