
サーシャ・フィリペンコ 著者 奈倉有里 訳
主人公の少年、音楽学校に通いながらチェロ演奏家を目指す彼はほぼ落第生。十六歳のツィスクは、フェスの最中大雨により地下通路に殺到した人々が将棋倒しになった事故で昏睡(こんすい)状態となる。医師から回復はありえないと宣言されるのだが、眠り続けた彼はツィスクは、昏睡状態に陥ったまま10年を病院で過ごす。その間をばあちゃんが奇跡を信じて実に心を込めて面倒を見続けてくれる。そんな昏睡のツィスクと二重写しのように、ベラルーシの国民の姿、つまり独裁者の支配や弾圧によってモノを言えない状況が描かれてゆく。
十年後、唐突に目を覚ます。
ツィスクは少しずつ回復していくが、独裁国家ベラルーシの現状は解せないことばかりだ。しかし、「どうして?」と言えば高校時代の親友にさえ「その言葉、忘れたほうがいいぜ」と言われる。
ロシアの兄弟国ベラルーシ常に弟国家として
歴史があり。
理不尽ゲームは西欧とロシア間にある国のとって何時でも起きている問題。
東欧の田舎の首都エリートおばちゃん家族愛のパワーが凄くて素晴らしい。