『そして、星の輝く夜がくる』 真山 仁 (著)阪神大震災から20年 を読んで | ・・・   旅と映画とB級グルメ と ちょっと本 のブログ

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 2011年、東日本大震災被災地にある遠間第一小学校に、自身も阪神淡路大震災での被災経験がある小野徹平が、神戸から応援教師として赴任した。
東北の子供には耳慣れない関西弁で話す小野寺。生徒たちとの交流の中で、被災地の抱える問題、現実と向かい合っていく。
被災地の子供が心の奥に抱える苦しみと向かい合う「わがんね新聞」、福島原子力発電所に勤める父親を持つ転校生を描いた「“ゲンパツ”が来た!」、学校からの避難の最中に教え子を亡くした教師の苦悩と語られなかった真実を描いた「さくら」、ボランティアと地元の人たちとの軋轢を描く「小さな親切、大きな……」、小野寺自身の背景でもある阪神淡路大震災を描いた「忘れないで」。そして、震災をどう記憶にとどめるのか?遠間第一小学校の卒業制作を題材にした「てんでんこ」の6篇を収録。
被災地の現実、日本のエネルギー問題、政治的な混乱。小学校を舞台に震災が浮き上がらせた日本の問題点。その混乱から未来へと向かっていく希望を描いた連作短編集。


その派遣された教師の視点で、被災地の抱える問題やそれによって生まれるリアルな感情が語られているのが
19年前に阪神大震災を経験し、ずっと胸の奥で渦巻いていた様々な私自身の想いと、東日本大震災以降、何度かお邪魔した東北の被災地の現状をしっかり受け止めた上で、私たちは震災とどう向き合い、これから未来に向けてどう生きるべきかを真剣に考えた作品集です。物語は全て完全なフィクションです。でも、1編1編に、被災地が抱えている問題とそれによって起きるであろう様々な感情をタブーを設けず踏み込みました。
真山仁 著者HPより

ラジオで 神戸の震災時になにもできなかった。語っていた真山さん阪神大震災の体験を書きたいと思い続けていたそうです。

『そして、星の輝く夜がくる』参考資料として、

「宮城県気仙沼発! ファイト新聞」 河出書房
「僕のお父さんは東電の社員です」森達也 著+毎日小学生新聞 編 (著)
「学校を災害が襲うとき: 教師たちの3.11」 単行本  田端 健人 (著)
「あのとき、大川小学校で何が起きたのか」 池上 正樹 (著
「東日本大震災 教職員が語る子ども・いのち・未来」 宮城県教職員組合 (著, 編集)
「子どもの命は守られたのか―東日本大震災と学校防災の教訓」数見 隆生 (著)
「奇跡の災害ボランティア「石巻モデル」」 (朝日新書) 中原一歩   (著)
「笑う、避難所 石巻・明友館 136人の記録」頓所 直人 (著),    名越 啓介 (著)
「復興支援ボランティア、もう終わりですか?―大震災の中で見た被災地の矛盾と再起」中原 健一郎 (著)
「巨大津波は生態系をどう変えたか―生きものたちの東日本大震災 (ブルーバックス) 新書」永幡 嘉之 (著)
「阪神大震災」全記録―M7.2直撃 神戸新聞社
「阪神大震災ノート 語り継ぎたい。命の尊さ―生かそうあの日の教訓を 」住田 功一   (著)

「さくら」学校からの避難の最中に教え子を亡くした教師の苦悩と語られなかった真実を描いた 生徒に慕われたいい先生が 子どもの生命を守れる判断ができるとはかぎらないところがつらいね。
大川小学校の近くのに集落にボランティアで泥かきに、いきましたが、海から5キロ以上もありここはいままで津波の被害にあったことはなかった。語っていました。


「小さな親切はのボランティア話です」 おじさんも石巻で泥かきボランティアに伺ったお宅で昼食時に いちご煮ご飯(うにの炊き込みご飯)を提供されたことがあります。
ここで、断ることがいいのか?食べるのがいいのか?このときのリーダーだったたおじさんはいただいました。 無償のボランティアはやはり食べるべきではないのでしょうか。断ることはできませんでしたね。

被害にあった記録は、残るが、どうして助かったのかの記録は忘れ去られていくのではと考えさせられました。