2014 今年読んだ本ベストテン  そのⅠ ①~⑤ | ・・・   旅と映画とB級グルメ と ちょっと本 のブログ

・・・   旅と映画とB級グルメ と ちょっと本 のブログ

 ...........   旅と映画とB級グルメ とちょっと本 を紹介しています
 ...........    旅の 思い出と 東欧 トルコの映画 の紹介と本の紹介

 

今年読んだ本ベストテン

①『ストナー』 ジョン・ウィリアムズ/著 東江一紀/

 

第一次大戦前 不況の波が押し寄せる 戦後 美しい妻との生活は最初から破綻し、一人娘との絆は途切れがちになる。英文学を教えることが男の人生。教え子との恋が・・・

アメリカの貧しい農家の一人息子の希望もなく過酷な労働が続く農民としての人生が 農学を学ぶために 入った大学で ひょんなことから 英文学に目覚めて、 英語の大学教師になった 男の静かな悲しい物語。アメリカの小説らしくない 静かな 美しい 泣ける話。

これはただ、ひとりの男が大学に進んで教師になる物語にすぎない。しかし、これほど魅力にあふれた作品は誰も読んだことがないだろう。――トム・ハンクス

 

②『低地』ジュンパ・ラヒリ/著 小川高義/

 

過激なインドの革命運動のさなか、両親と身重の妻の眼前、カルカッタの低湿地で射殺された弟。遺された若い妻をアメリカに連れ帰った学究肌の兄。仲睦まじかった兄弟は二十代半ばで生死を分かち、喪失を抱えた男女は、アメリカで新しい家族として歩みだす――。哲学を学び学者として生きる道を選び、家族との関係を断つ妻。残された娘と海洋学者の父。インド移民の物語でありながら、アメリカの生活や仕事に溶け込むための苦労話ではない。インド現代史を取りこみながらの家族の物語。離婚であり、父子家庭。娘を捨てた母。故郷との関係を断ち切った生きをインド、カルカッタとアメリカロードアイランドの低地で繰り広げられる家族の波乱の物語。


③『世界しあわせ紀行』エリック・ワイナ―/  関根 光宏/

 

人間なら誰しも幸せになりたいと願う。ゆえに生涯たゆまぬ努力をし続けるだろう。しかしそんな努力は、国の制度や社会環境などによって、無駄になってしまうこともあるではないか。世界一幸せな国を求めて、「ニューヨーク・タイムズ」の元記者が旅に出た。

 「世界幸福データベース」を運営する幸福学研究の権威、フェーンホーヴェン教授を訪ねるべく、最初に向かったのはオランダだった。「マリファナは合法であり、売春も禁じられていない」この国で暮らす人々ならさぞかし幸せなのだろうと期待して。ところが、「あなたは現在どのくらい幸福に感じていますか」と質問する教授の研究を見れば、「幸福だとされている国ほど自殺率が高い」という不可解な結果が出ている。国民総幸福量(GNH)の追求を国是に掲げる国ブータンなど幸せな国探しの旅が続きます。

 

④『アルグン川の右岸』遅 子建/著 竹内 良雄/

 

狩猟と遊牧のエヴェンキ族、百年の物語

エヴェンキ族最後の酋長の妻、90歳の「私」は、仲間が定住地に移住していくのを見ながら、森の中で最後までトナカイと一緒に残ることを決意して、これまでの人生を語り始める。もともと民族はバイカル湖周辺に住んでいたが、ロシア軍が侵攻してきたため、アルグン川の右岸に渡る。そこは当時、清国だったが、やがて中華民国となる。そして日本軍の対ソ連前線基地となり、男たちは軍事訓練を受けるが、日本軍は敗退していく。やがて中華人民共和国の内モンゴル自治区に変わり、社会主義体制のもと、政府は医療の改善と教育の充実、また動物保護を名目にして定住生活を推し進める。だが彼らのトナカイとの共存共栄の生活が理解されず、狩猟民としての生活が破壊されていく。都市での定住生活に適合もできず、将来を見出だせない狩猟エヴェンキ族。民族は徐々に衰亡し、やがて絶滅してしまうのではないか、と危惧する……。(白水社書籍紹介より)



⑤『英国一家、日本を食べる』マイケル・ブース/著 寺西 のぶ子/

 

イギリスの「食いしん坊」が服部幸應、辻芳樹 から饗されたご馳走とは? ~食べあるきスポット~東京・両国「吉葉」、銀座「壬生」、新宿「樽一」「忍者屋敷」、日本橋「タパス モラキュラーバー」、「ビストロSMAP」収録スタジオ、代々木・服部栄 養専門学校/新横浜「ラーメン博物館」/札幌「ラーメン横丁」/京都・西洞院「麩嘉」、東山「菊乃井」「いづう」、南禅寺「奥丹」、伏見「玉乃光酒 造」、貴船「ひろ文」/大阪・道頓堀「ぷれじでんと千房」「だるま」、九条「大阪味噌醸造」、北新地「カハラ」、池田「インスタントラーメン発明記念 館」、阿倍野・辻料理師専門学校/福岡・博多「一蘭」「ふくちゃんラーメン」……他、多数収録

市場の食堂から隠れた超名店まで、ニッポンの味を無心に求めて―東京、横浜、札幌、京都、大阪、広島、福岡、沖縄を縦横に食べ歩いた。“外人視点”から我が国の食文化に焦点を絞って書かれた本はこれまでほとんどなかった。著者は英国のフードジャーナリストだが、本書は単なる調査報告書ではない。妻子3人を引き連れての100日間の来日珍道中ものでもある。