画文集 『バウルの歌』 秋野不矩 持って インドを旅する⑬ | ・・・   旅と映画とB級グルメ と ちょっと本 のブログ

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マドバニ村から バスで ビバール州の首都パトナに行く  
 
 

ビスケットとチャイの朝食  
  
  
  
  
  
  
  ガンジス川をバスで渡る
 

ガンジス川に架かるアジア最長のマハトマガンジー橋

 
  
  
  
 

     

                    橋の上から見たガンジス川

 

 

 

             秋野不矩作 「ガンガー」

帰国前のひととき私は知人の住むビハール州パトナで過ごした。ここは釈迦のゆかりの深いブッダガヤ、ラージギル、ナーランドに近い都市である。それは雨期到来の六月、豪快なスコールの襲来する季節だった。すでにガンジスの河は増水して海のように広がり、二マイル先の対岸は水かさにかき消されて見えない。浮草、流木を交えて、滔々と流れるガンジス河の濁流を毎日、ガードに立って眺めた。

 

 ある日、その濁流の黄褐色の浪間に黒くイルカが跳ね上がり、たちまち波の下に消えた。その一瞬が大河のガンガーを象徴して、深く心に残った。後日、「ガンガー」の図に描きこんだもの、その印象が忘れなかったせいである

 

 

画文集 『バウルの歌』より 

秋野不矩がパトナを訪れたときはまだ橋はできていなかった。
淡水のガンジス川のイルカは希少動物で見ることはまれでしょう。 
 資料の川イルカの写真

スコールの時期この圧倒的な水量を誇るガンガーの迫力を描かれている秋野作品の傑作です。