2014イタリア映画際『マフィアは夏にしか殺(や)らない』を見て。 | ・・・   旅と映画とB級グルメ と ちょっと本 のブログ

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原題:La mafia uccide solo d'estate 
2013年/90分 
監督:ピエルフランチェスコ・ディリベルト Pierfrancesco Diliberto
 
 

“恋をしたらマフィアに殺される…”なんて信じていたアルトゥーロが同級生フローラに一目惚れする。アンドレオッティの言葉に感化され“恋心を伝えるのは墓地で…”と決めていたアルトゥーロはそれが叶う。しかしフローラは銀行家の父親と共にマフィアの手が届かないスイスに引っ越すことになる。時がたち青年となったアルトゥーロはスイスからパレルモに戻りキリスト教民主党の代議士リーマの秘書となったフローラと再会する。やがて彼女の推薦で代議士の広報担当記者の職を得るが、リーマに対する見解の相違でフローラに見限られる。そして1992年。アルトゥーロは反マフィアの治安判事ファルコーネとボルセッリーノが暗殺され、判事の死を嘆く市民たちのデモの中にフローラを見つける。とうとう結婚した二人に息子が生まれ、アルトゥーロは息子を伴いマフィアの凶弾に倒れた記念碑を訪ねる。   
  
 
  
 

パレルモ出身のPifの初監督作品。ドラマは1969年に生まれ、多感な少年時代を送った後フローラと結婚し、息子の父親となったアルトゥーロの人生を描いている。
マフィアにまつわる史実は実写が使われていて興味深い。日本人にとっては馴染みが薄いマフィアの世界だが、アルトゥーロのフローラ一筋のラヴストーリーを絡めながら、それもコメディとして描かれているので、かなり面白かった。  
 

シシリアの暴力に支配された社会を 市民は見ない、聞かない、関係を持たないように生きていた 時代に反マフィアの判事が登場したことにより、反マフィア運動が始まった。 コメディと社会性のある問題を絡めた優しすぎるイタリア男の物語。 


「ファルコーネ判事暗殺事件」とは  
 アンドレオッティの真似て仮想をする。

イタリア首相アンドレオッティは、リイナをはじめとするマフィアと政界の癒着を解明しようと捜査を行っていたジョヴァンニ・ファルコーネ裁判官が1992年にリイナによってパレルモで暗殺された事件の「黒幕」と目されている。しかし、2003年5月に控訴審は「マフィアとの関係は確認されたものの、時効が成立している」との理由で無罪を言い渡した。