『英国一家、日本を食べる』を読んで おじさんが食べた世界名物料理を紹介したよ。その1 | ・・・   旅と映画とB級グルメ と ちょっと本 のブログ

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『英国一家、日本を食べる』マイケル・ブースケル・ブース著(


マイケル・ブースケル・ブースさんはフードジャーナリスト兼トラベルジャーナリスト。パリの名門料理学校「ル・コンドン・ブルー」で1年修業を積み、ミシュラン三ツ星レストラン、ジュエル・ロブションのレストランで働いた経験を持つ、“確かな舌”の持ち主だ。しかし、本書はいわゆる日本料理の名店をめぐるようなガイドブックではない。

“外人視点”から我が国の食文化に焦点を絞って書かれた本はこれまでほとんどなかった。著者は英国のフードジャーナリストだが、本書は単なる調査報告書ではない。妻子3人を引き連れての100日間の来日珍道中ものでもある。

 僕にとって、バーベキューはいつも心配の種だ。肉はたいてい焼けすぎか、生焼けか、焦げているかのいずれかで、ときにはその3つがそろっていることもあり、普通にオーブンで焼くのに比べると概してできがよくない。けれども日本人は、他のどの国よりも炭火の扱いに長けているうえに、単純ながら画期的な工夫をしている――食材を小さくしているのだ。(本文より)

ある焼鳥屋でのこと、「食材を小さくすること」も、美味しくするための「工夫」なのですよね。

僕などは「もっと肉が大きいといいのになあ」なんて、つい考えてしまいますが、焼き鳥は、あの大きさを活かしての調理法なのです。

日本の有名デパートには、たいてい、巨大なスーパーマーケットとさまざまなテイクアウトショップが合体したような売り場が地下にある。ありとあらゆる生鮮食品、思いつく限りの加工食品、そして欧米人やアジア人の想像を超えるようなでき合いの料理が数限りなくある、驚くべき場所だ。しばらくぶらぶらしただけで、僕は食品誘導性のトランス状態に陥り、他の3人は興味がなさそうにしながらも感動していた。鮨屋並みのクオリティーがある、パック入りの作りたての鮨、ずらりと並んだ天ぷら、とんかつ、豆腐、おにぎり、黒くて甘いたれの下でギラギラ輝く焼いた鰻――そこには、現代の日本人の食が凝縮されていた。かねがね聞いていた、高級フルーツもあった。傷ひとつないみごとな網目のついた、オレンジ色の果肉の北海道産夕張メロンは、赤いリボンをかけてファベルジェの卵(イタリアのファベルジェ工房が製作する、金、銀、宝石で装飾した卵形の高級工芸品)のように木箱に入れられ、21000円という値がついていた(メロン1個の値段が125万円という記録もあるらしい)。マンゴーは15000円で、リンゴも四角いスポンジでそっと包んで傷がつかないようにしてある。魚の干物も山ほどあった。鰻の骨を揚げたもの(骨も無駄にはするまいってことだろう)もあれば、あちこちのガラス張りのキッチンのなかでは、料理人が点心を作ったり、麺を打ったり、もちケーキ(米粉でできていて、小豆のペーストなど甘いものを詰めた菓子)を作ったりしている。フランス産のチーズの売場に至っては、パリのマーケットと同じくらい充実した品ぞろえで、値段もそう高くない。手の込んだデコレーションケーキも、ロールケーキも、マカロンも、ラデュレ(パリにある老舗のパティスリー)で売っているのと同じくらいすばらしい――むしろ、日本のほうがおしゃれに細工されているくらいだ(本書より)

という話も出てきます。

築地と並んでデパ地下の外国人観光客を集める人気スポットになりそうですね。

あらためて考えてみると、日本人というのは、本当にさまざまなジャンルの料理を食べているのです。

 イギリスの「食いしん坊」が服部幸應、辻芳樹 から饗されたご馳走とは? ~食べあるきスポット~東京・両国「吉葉」、銀座「壬生」、新宿「樽一」「忍者屋敷」、日本橋「タパス モラキュラーバー」、「ビストロSMAP」収録スタジオ、代々木・服部栄 養専門学校/新横浜「ラーメン博物館」/札幌「ラーメン横丁」/京都・西洞院「麩嘉」、東山「菊乃井」「いづう」、南禅寺「奥丹」、伏見「玉乃光酒造」、貴船「ひろ文」/大阪・道頓堀「ぷれじでんと千房」「だるま」、九条「大阪味噌醸造」、北新地「カハラ」、池田「インスタントラーメン発明記念館」、阿倍野・辻料理師専門学校/福岡・博多「一蘭」「ふくちゃんラーメン」……他、多数収録

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この本には、「外国人向けだから」ということで、日本人向けよりもオープンだったり、ガードがゆるんでいる店もけっこうあると思いましたね。

彼が後書きに、日本からお土産に買って帰った、高級な鰹節(かび付鰹節)を鰹節削り器がないのでナイフで格闘したけど。冷蔵庫にしまってあるという話がでてきます。

高級な日本料理店では、鰹節削り器など使わず、ガラスの欠片で擦り薄く削りますよね。彼に誰か教えていい鰹節の出しをとってもらいたいと思いました。

 
つづき その2も読んでね。