ドイツ映画『ソウル・キッチン』と『トラブゾン狂騒曲 小さな村の大きなゴミ騒動』
9/1日 映画の日に青春18きっぷがあったので東京へ出かけて映画を見ました。渋谷のシアター・イメージフォーラム『トラブゾン狂騒曲
小さな村の大きなゴミ騒動』を見ました。
ファティ・アキン監督は一番好きな監督の一人です。『ソウル・キッチン』は、自分の育った町を『トラブゾン狂騒曲 小さな村の大きなゴミ騒動』は祖母の故郷の村が舞台です。
『愛より強く』『そして、私たちは愛に帰る』などのドイツ映画の俊英、ファティ・アキン監督による人生賛歌。ハンブルクの大衆レストランを経営する弟と服役中の兄のギリシャ系ドイツ人兄弟を中心に友情や恋愛、人生を多彩な音楽に乗せて描く。主演は、共同で脚本も手掛けたアダム・ボウスドウコスとモーリッツ・ブライブトロイ。さらには、ドイツを代表する怪優ウド・キアも出演。ダメ人間だけど憎めない兄弟に笑い、ハッピーな気持ちにさせられる佳品だ。
http://www.google.com/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&frm=1&source=web&cd=1&cad=rja&ved=0CCgQFjAA&url=http%3A%2F%2Fulumalar.blogspot.com%2F2012%2F10%2Fsoul-kitchen-izle.html&ei=4WtDUsmMI8XTkQXw9oHQCQ&usg=AFQjCNF5Q_OxFUu2b6ky6LDQb8uNLr6tqw
あらすじ 舞台はハンブルクの倉庫街にある下町の食堂「ソウル・キッチン」(冷凍食品のフレンチポテトやソーセージとビールを売りにする)を経営するジノス(アダム・ボウスドウコス)。アッパーミドルクラス恋人とは遠距離恋愛になり上海 いる彼女とはウェブカメラ接触会話だけ、税務署や衛生局とも揉め、挙句に椎間板ヘルニアになるという踏んだり蹴ったりな日々を送っていた腰を痛め、仮出所してきた兄のイリアス(モーリッツ・ブライブトロイ)に頼られるなど、うまくいかない日々を送っていた。さらには、店も客が集まらずに閑古鳥。
ヘルニアで料理ができない彼の代理にやってきたのが天才料理人シェイン、恋人家族との食事会で知り合った高級レストランの凄腕のシェフ、素晴らしい料理を作るが、酒ビンの離さないエキセントリックな男をモーリッツ・ブライブトロイが演じる。
ダメ兄貴のダサカッコいい音楽のDJパーティーとシェフの料理人気をよびソウル・キッチンは繁盛する。
さらなる悲劇がジノスを襲う。ダメ兄貴がポーカーゲームで負けて店の権利を売ってしまう。
店の権利書をだまし取った不動産屋を兄弟は、襲撃しますが、失敗、仮釈放中の兄のイリアスは再び刑務所へ。
ジノスのぎっくり腰が再発。治療をする理学療法士トルコ系移民アンナとの恋が始まり。最終的に彼女が連れてきた治療院。トルコの伝統的な練習を彼のアパートの民間からのカイロプラクターは
、椎間板ヘルニアを治すために非常に痛い治療する。足を柱に固定して体を引っ張る荒療治。
破産財団からの差し押さえを待っている今ではソウル・キッチンです。この入札へ元カノの祖母の遺産を借りて、ソウル・キッチンを取りかすために裁判所の入札へ、悪徳不動産との競り合いを勝つのは・・・・・・。
この店を舞台に、ドタバタ騒ぎが起こる。これがおかしい。笑わせてくれる。
ハンブルグにあるレストラン“ソウル・キッチン”が舞台となっている本作だが、ファティ・アキン監督にとってハンブルクという街はどういう存在か?と問うと、「自分にとっては母のような存在。街というものは僕にとって女性です。下街育ちということもあってか、街が一人の登場人物として描かれている映画は大好きです」と、思い入れの強さを語った。以前、ハンブルクに住んでいたサッカー選手の高原直泰は「みんな優しく、生活しやすい町でした。あのお洒落な街が映画の舞台になって嬉しいです」と、慣れ親しんだ街並みの登場に喜びのコメントを寄せている。
ドイツは欧州各国からの移民、特にトルコ系移民が多く、多民族が住まう国だ。これまでの監督の作品ではこのような部分が前面に出ていたが、本作では裏側に隠れている。政治的なことはさておき、映画でこういったことを描くのは困難ではなかったのだろうか。「自分自身、移民についての映画を撮っているという意識が全くないのです。むしろ、こういった質問をよく受ける度に誤解されていると感じます。私は政治的な映画を撮りたいわけでもありませんし、撮っていこうとも思っていません」
撮影、照明、音楽など、随所にこだわりが見られる本作。監督の映画へのこだわりを聞いてみると、「料理を扱っている映画でもあるので、照明には気をつけ、スプレーなどは使わずに照明によって料理に色を与えました。また音楽の面では、監督が好きな曲を作品に使うと、音楽が作品に合っていないことがあるので、映画音楽はその映画に合わせて選ぶべきだと思っています」とこだわりを見せた。料理研究家であるコウケンテツは「とりあえず良い音楽にうまいメシ。他に何かいる?」と、他には何も必要ないだろうと感じさせるコメントを残した。
またアダム・ボウスドウコスは共同で脚本も書いているし、『ソウル・キッチン』は彼の自伝みたいなもので、いくつかのエピソードは本当に起ったことです。ビロル・ユーネルは『愛より強く』(06)からの付き合いで、元々ファンだったんです」と明かした(インタビュー記事より)
『トラブゾン狂騒曲 小さな村の大きなゴミ騒動』
http://www.google.com/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&frm=1&source=video&cd=10&cad=rja&ved=0CG8QtwIwCQ&url=http%3A%2F%2Fglobalmagazin.com%2Fvideoaudio%2Fmuell-im-garten-eden%2F&ei=z6FDUuzeFYbMkAX8hYCwBw&usg=AFQjCNFGlvcQ5ui-MSFI8wvitfj5ligGmw
2005年、在ドイツ・トルコ移民であるファティ・アキンは祖父母の故郷であるトルコ北東部の黒海沿岸に位置するトラブゾン地域の村チャンブルヌを初めて訪れる。「ここは天国だ」とそのあまりにも美しい風景に感動を覚えるが、同時にそこにはゴミ処理場の建設が予定されていると知り強い衝撃を受ける。そんな中、この愛すべき自然を記録に残したいと「そして、私たちは愛に帰る」のラストシーンをチャンブルヌで撮影。さらにこの事実を記録しなければという使命感に駆られ、地元の写真家の協力も得て撮影を敢行する。普通のビニールシートで土への汚染を防ごうとしたり、素人が見ても溢れてしまうとわかるほど小さな汚水処理槽を作ったり、そのあまりにも杜撰過ぎる政府の計画に呆れる住民たち。彼らは、時折視察にやって来る役人たちに現状を訴え続けるが、やがて茶畑が溢れる美しい村が汚されてゆく過程と、村の人々の悩みや苦しみが浮き彫りになっていく……。
地元メディアでは、取り上げられない地方のトルコ的な公共事業と利権体質といい加減さは、今の日本にも当てはまるかもしれませんね。
ソウル・キッチンはただ単に、笑えるエンターテイメント映画です。トルコ移民の治療院に入るとチャイが出されるのが笑えます。