「東ベルリンから来た女」を見て 1950年代にポーランドであった事件をヒントに作られた映画「そこに戻る」Tam Z Powrotemを比較してみました。
東ベルリンから来た女
ベルリンの壁崩壊の9年前—1980年夏、旧東ドイツ。田舎町の病院にひとりの美しい女医がやって来た。彼女の名はバルバラ。かつては大病院に勤務していたが、西側への移住申請を政府に撥ねつけられ、この地に左遷されてきたのだ。秘密警察<シュタージ>の監視付きで。新しい病院の同僚アンドレから寄せられるさりげない優しさにもシュタージへの“密告”ではないかと猜疑心が拭いきれない。西ベルリンに暮らす恋人ヨルクとの秘密の逢瀬や、自由を奪われた毎日に神経がすり減っていく。そんなバルバラの心の支えとなるのは患者への献身と、医者としてのプライドだ。それと同時に、アンドレの誠実な医師としての姿に、尊敬の念を越えた感情を抱き始める。しかしヨルクの手引きによる西側への“脱出”の日は、刻々と近づいていた——。
字幕に「タチアナ・カザンスキのオリンピック3連覇なるか?」と出る。1980年の夏に開催されたモスクワでのオリンピックだ。ただし、正確には、オリンピック3連覇ではなく、3個目の金メダル、だと思われる。タチアナ・カザンスキは、1976年のモントリオール・オリンピックで、陸上女子の800メートルと1500メートルで金メダル、モスクワでは、1500メートルで金メダルを獲得している。オリンピックでの3連覇には、挑戦していないはずである。
恋人との逢瀬
当時、東ドイツは、不満分子を国外に出すことに積極的ではあったが、将来の東ドイツを支える可能性のある人材の移住には、厳しい監視の目を張り巡らしていたようである。そのような時代状況でのドラマである。女医バルバラは、東ベルリンから、地方の小さな町の病院に赴任してくる。西への移住を申請したための左遷である。その行動や私生活に、常に秘密警察の監視の目が光る。上司の誠実そうな医師アンドレは、かつての医療ミスで左遷され、秘密警察に協力する任務を担っている。
アンドレの誠実さと、バルバラが優秀な医師であることがよく分かるシーンがある。病院の壁に、レンブラントの名を一躍有名にした「テュルプ博士の解剖学講義」という絵が掛かっている。バルバラは、「下腹部から切らなくちゃ」と指摘する。アンドレは「左腕から始めている」と言うと、「これは右手でしょ、しかも大きすぎる」とバルバラ。その後、アンドレなりに絵の解釈が続くシーンだ。医学的なおかしさを指摘したバルバラに、絵の本来の意味を解釈したアンドレ、というわけである。バルバラは、患者からは信頼されるが、西に住む恋人の許へ脱出する計画を進めている。やがて、医師として留まるか、西に逃れ、自由を獲得するかの選択に直面する。アンドレか西ドイツの恋人か?
「そこに戻る」Tam Z Powrotem
主人公は共産主義の1950年代のウイッチの病院に勤める名外科医、主人公は著名な外科医、病院ウッチ、アンドリュー·ホフマン(つまりヤヌシュGajos )。 .彼の夢は彼に、彼の妻と娘を待っている、イギリスに行くことです。.残念なことに、自由への道は、閉ざされている。医者はアパートの住民の出産を手伝うなど赤ひげ先生、しかし、家族と離ればなれの孤独の生活つらい、愛する家族との再会をもとめて、ビザの申請繰り返すが何回申請しても拒否される。毎年家族に送るクリスマカードしかし医者に家族からの返事はとどかない。ポーランドでは当時医者は出国が許されなかったのだろう。
この恰好で銀行強盗へ向かう。が間違って警備員を怪我させてしまい。医者は病院に呼び出され手術することになる。
もう一人の主人公は男の画家で恋人のひもになっている。芸術家の画家は自由な世界で仕事がしたい。外国への移住を希望している医者と画家は病院でしりあった。お金さえあればビザは入手できると言う。ある日秘密警察が今まで届けられなかった手紙を持ってきた。手紙に会いたいと、外国の妻から国際電話もからつながったすぐにきれてしまう。医者はどうしても家族に遭いたい気持ちがさらに強くなる。
医者はと画家は銀行強盗をして大金の入手に成功するが、ガードマンの一人が画家の銃弾で重体になる、医者はガードマンを助けるために手術をする。ガードマンは危篤のままだ、闇でビザとパスポートを入手して海外行くバスが出発する日に医者はやってこない。
海外への脱出をあきらめた医者、そんな時に共産党の幹部の娘が交通事故で病院に担ぎ込まれる。医者は娘を救った
党の幹部は、医者へビザとパスポートをあたえる。かれはスウェーデンから家族のもとにむかう。この映画は本当にあった事件をベースにした作品。
両映画とも秘密警察からにらまれた医者であるが、この時代は誰でも秘密警察の密告者でもあり、密告される可能性があった。
「ベルリンから来た女」は、東ドイツのバルト海沿岸の町の病院。バルト海からデンマークへ逃げる闇ルートで脱出を図ろうとする。
「そこに戻る」ポーランドからの闇ビザをもらって脱出するルートは、スウェーデンへフェリーで向かうルートらしい。
「ベルリンから来た女」は、恋人のもとへであり「そこに戻る」は、妻と娘のもとへである。
この違いが映画の結末の違いに大きく左右されているように思う。
旧共産主義諸国や旧ソ連において医者は収容所の病院などにおいても重要な役割を担うことが多いですね。
おじさんのベルリン散歩は、
東ベルリンではトラムに乗るのが楽しみでした。
Kino Babylon は東ベルリン側にあった映画館で外国の名画や古いドイツ映画を上映する映画館でした。
Kino Babylon
のカフェの
ジャガイモスープが最高にうまかったよ。
ワルシャワの映画館Kino Lunaはヨーロッパ映画が中心の名画座です。
Coffee Karmaはワルシャワで映画を見たあとにたずねたカフェ。
ここのサンドイッチはうまいよ。