日本のブロードウェイ♪日比谷に行きました。
まずは日比谷シャンテの3階です。
宝塚歌劇団宙組の前回公演『シャーロック・ホームズ』(2021,8-9)の衣装が展示されているのです。ウットリ~
そして、日比谷の守護神ゴジラ像の後ろ姿を見ながら、レストラン「ゆとりの空間」でランチ♪
…で、今月の宙組公演『Never Say Goodbye』です。
久しぶりのTAKARAZUKAでした。
1月に観劇予定だった花組の『元禄バロックロック』が出演者のコロナ感染で中止になり、3月の月組『今夜、ロマンス劇場で』はチケットが手に入らず(友の会の先行抽選はハズレ、先着順ネット申込はモタモタしてアクセスできたときには既に完売…)で、4カ月ぶりなんです。
4カ月もブランクがあると、もう体内からすっかりTAKARAZUKA成分が抜けてしまって、シャキッと背筋を伸ばしたり、大股でグイグイ歩いたり、呼ばれてキリッと振り向く、なんてことができなくなってしまうのですよ。
ショーウインドウに映る自分の姿に「わっ!だれ?このお婆さん!」と驚くことに…。
…で、TAKARAZUKA成分欠乏症は、かなり改善できましたよ。
一番の特効薬は留依蒔世(るいまきせ)さんの力強い歌声でしたね。
『Never Say Goodbye』はスペイン内戦を描いたミュージカルで、主役の二人は、ファシズムに抵抗する市民を取材する、カメラマンと作家という設定なんです。
そのラヴ♥️ロマンスも、せつなく胸を打ちましたが、それ以上だったのが、市民たちの熱気あふれる歌と踊りでした。
その中でも、留依蒔世さんが演じるラ・パッショナリアが素晴らしい!!!
群舞のなかにあっても、そこに目がいくんです。(センターをとってるので、当たり前と言えばそうなのですが…)
自由を守るため♪、心をひとつに♪という歌のテーマが、のびやかな歌声、指先にまでみなぎるエネルギーに表れて、圧倒されました。
ミュージカルのなかでは、立ち上がった市民の一人のような設定で、プログラムに「ラ・パッショナリア」と役名が載ってるだけなのですが、歌と踊り(セリフもないのですよ)で、この人はスゴイと思わせる力量! 恐るべし! 留依蒔世!
ところで、このドロレスさん、宝塚歌劇の題材にならないかしら…? オスカルみたいに…、いつか留依蒔世さんがトップになったら…、などなど、妄想止まらず…。
せっせとTAKARAZUKA成分を摂取して、長生きしましょ!