国立劇場で通し狂言『南総里見八犬伝』五幕七場を観劇しました。
お正月恒例♪尾上菊五郎さんとゆかいな仲間たち(?)ですが、今年はあまり脱線しなかったですね…。
久々の通し狂言で、登場人物が多いし、名前がみんな犬ナントカさんで覚えられないし、話についていけないかも…と危惧してましたが、とってもコンパクトに分かりやすく出来上がってましたよ。
じっくり筋を追うのではなくて、見せ場の連続わざで突っ走った感じですね。
花道そばの、とっても良い席だったので、菊之助さんと目が合って、ドキッ♪クラクラッ♪ポワ~ン♪♪となったりもしました。
尾上左近くんの六方を見送って、その成長ぷりにちょっと泣きそうになってたら、お父上の尾上松緑さんがフーッとため息をもらす場面があって、客席からクスクス笑い…。
松緑さんらしい演出ですよね。
この親子、いい!
とんでもない年越しで始まった令和四年だけど、あんまり先のことは考えず、今日を楽しく暮らしましょう。