集中力のないタイ人の子供が祖母に連れられて瞑想道場に行くという内容のドラマがNHKで放送されたので、インターネットでタイ語版を探して視聴してみた(タイ語タイトル「นิ่งไว้ก่อน…ยายสอนไว้ครับ 」)。
ちなみにNHKの紹介文は以下の通り。
「心のままに」(Calm Like Grandma・タイ Thai PBS制作)
「ヒーローごっこが大好きなアポーは、じっとしているのがちょっと苦手。だけど、瞑想教室では“しずかにする”練習ばかり。おばあちゃんは言う、『呼吸と心を見てみよう』って。
しずかって、どういうこと?心をととのえるって、どういうこと?」
ロケ地となった瞑想道場は「wongsanit ashram」だとエンドロールに出ていたので調べてみたら、バンコク近郊のナコンナーヨック県にあるアシュラムだとのこと。
ちなみに劇中では瞑想場にプッタタート比丘の肖像が飾られている一方で、祖母が孫に対してプッタタート式とは違うラベリング式(呼吸している時は呼吸している、怒りが生じたら怒っている、蚊に刺されたら刺されている、という風に言葉で確認する修行法)の瞑想法の説明をするシーンがあった。
「wongsanit ashram」がどういうコンセプトの瞑想道場なのかは詳しく知らないのだけれど、いずれにしてもこういうドラマが普通に幾つも制作されるタイという国は、本当にいい所だと思う。
おしまい。
プッタタート比丘の瞑想手引書「観息正念」を添付してあります。
是非ご覧ください。