先日、昔話について書かせて頂いたのは、今年「みんなのうた」で「やまんばマンボ」という歌が話題になっていて、「やまんばは里にいた昔を思い出している」という歌詞を聞いたので、お若い音楽家が作られた歌であるにも関わらず、山姥のことを山に生じた妖怪だとせずに、民俗学的見地に基づいて、山姥が山に入る前は里にいた人間の女だったという設定を踏まえていることに、興味を感じたからだった。
ちょうどその頃、ニュースで日本の深海探査機の名前が「うらしま」だと知り、そう言えば日本の月周回衛星は「かぐや」、原発が「もんじゅ」「ふげん」だということも思い出し、中国でも月面探査機が月の女神「嫦娥」、インドのロケットが火神「アグニ」、アメリカの宇宙探査計画が「2001年宇宙の旅」のディスカバリー号と同じ名前の「ディスカバリー計画」だということなども頭によぎり、昔話のことをあれこれ考え出した。
前回のブログにそのことを書き出すと、際限もなく文章が長くなると思ったので、今回の記事で補足させて頂きました。
おしまい。
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