「仏法実践の一要件としては、自然にできるだけ近いところの住居に、自身を適応させるべき だ。そのような形で住むことが、自然との調和のなかで、仏法を理解し、実践するのを、よ り容易にさせてくれるのである。 そんな自然との一体の簡素な暮らしに満足するのはもちろん、楽しむことすらできるのだ。 これが、われわれの学習や、実践に役立ち、かつ、支えになる簡素な生活なのである」
ー プッタタート比丘 「観息正念」PDF版24頁
「もし深山幽谷ならば途路険難にして人跡永く絶ゆ。誰か来たって悩乱せん。一水一菓をたのみ、松柏を食ろうて、もって精気をつぎ、思惟坐禅して、さらに余事に飢うることなし」
ー 恵心僧都「止観坐禅記」
「おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました」
ー 日本昔話「桃太郎」
「おのずから住めば持戒のこの山は、まことなるかな依身より依所」
ー 伝教大師最澄 御歌
おしまい。
※「観息正念」は「ホームページ アジアのお坊さん本編」
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