ブッダの祝日 | アジアのお坊さん 番外編

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旅とアジアと仏教の三題噺

南方仏教ではブッダの誕生と成道と入滅は、どれも同じ日付のインド暦のウエーサカ月の満月の日のことだったとされている。

 

この3つを同時に祝うウエーサカ祭は、日本語ではウエーサカ、ウエサカ、ウエーサーカ、ウエサクなどと色々に表記されるが、インドではブッダ・ジャヤンティ、ブッダ・プルニマなどと呼ばれ、今年は5月12日に行われた。

 

タイのワン・ウィサカ・ブーチャーは今年は5月11日だったそうだが、実を言うと碌に調べもしないまま、日本の暦の満月が5月13日なのでその日くらいかなと勝手に思っていたところ、知り合いの和尚さまが、ブッダ成道の地・インドのブッダガヤで今年の5月12日に行われたブッダ・ジャヤンティに参加しましたという連絡をくださったので、慌てて調べ直してこの文章を書いている。

 

ブッダガヤでブッダ・ジャヤンティが「ブッダ・マハトサォ」という名称で初めて行われた次の年の第2回ブッダ・マハトサォのポスターを今も記念に持っているのだが、その後に参加したことがなく、その和尚さまの昔と変わらぬ行動力に感服しつつ、ブッダに思いを馳せている。

 

 

                    おしまい。

 

※台湾や韓国では旧暦の4月8日に仏誕会を行います。

画像は台湾苗栗県・獅頭山の灌仏会です。

 

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