小僧さんキャラに関する一考察 | アジアのお坊さん 番外編

アジアのお坊さん 番外編

旅とアジアと仏教の三題噺

先日とある街角で、多分外国人らしき旅行者風の男性がタイの小僧さんのイラストを描いたTシャツを着ておられたのだが、すれ違い様にその小僧さんの絵の下に、「calm>karma」という文字が書いてあるのが見えた。語呂合わせを踏まえて強いて訳せば「業よりも定」といったところだろうか。私の坊主コレクションにはないTシャツだったので、とても興味深く思った。

 

思うに小僧さんのキャラクターというものは、日本を始めとする各仏教国ではよく使われがちだが、特に日本では各宗派や個別の寺院、それに仏壇屋さん・仏具屋さん・法衣屋さんなどの広報に、頻繁に使われているように思う。

 

いずれこうした小僧さんキャラのことを、まとめて取り上げてみたいと思うのだが、とりあえず我らが天台宗の「一隅を照らす運動」のキャラクター「しょうぐうさん」のシールがリニューアルされたと聞いたので、早速本山に電話して、送って頂くことにした次第です。

 

 

                おしまい。

 

※画像はタイで購入した「サートゥ(善哉を表すサードゥというパーリ語のタイ語訛り)」という文字を書いた小僧さんTシャツです。

 

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