光永圓道大阿闍梨 覚性律庵 朔日護摩…令和4年7月1日 随喜の記 | アジアのお坊さん 番外編

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千日回峰行者の光永圓道大阿闍梨が住職を務めておられる比叡山麓仰木(おおぎ)の覚性律庵(かくしょうりつあん)では例月3度の不動護摩供が行われるが、その内の朔日(ついたち)護摩に、2022年7月1日、1年ぶりに随喜させて頂いた。

 

午前11時からの修法に先立ち、阿闍梨さんにお目通りが適ったのだが、全国的に異常な高温が予報される日に護摩供を修されることについて、飄々としたいつもの調子で仰るその口調に、そんな風に仰って下さるのはうちの阿闍梨さんくらいですねと申し上げると、あははと無邪気にお笑いになった。

 

ここのお寺なら少しは涼しいと思ったのにと、随喜参詣者たちが口々に猛暑のことを話題にする中で、阿闍梨さんだけがひとり変わらず清々しい挨拶をされて、お加持を授けて下さった後、ご自坊に下がって行かれたことではありました。

 

またのご法縁が成就して、護摩供に随喜させて頂くのを楽しみにしております。

 

 

                          合掌

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