安居が明けて | アジアのお坊さん 番外編

アジアのお坊さん 番外編

旅とアジアと仏教の三題噺

3か月に渡るテーラワーダ仏教の修行期間である安居(あんご)が明けた。タイ語で安居明けをオーク・パンサーと言い、今年は10月13日がオーク・パンサーだった。

 

安居が明けると僧侶は外泊を許されるので、旅の修行(タイ語でトゥドン)に出たり、一時出家のお坊さんが還俗して家に帰ったりするのもこの時期だ。

 

今年はこの時期にタイに居ることが出来たので、オーク・パンサーから約1ヵ月間、在家の方がお坊さんに新しい衣を供養するカティナ祭(タイ語訛りはカティン)のために、町の方たちが今年はいくらタンブン(供養・喜捨)する? と日本の人が法事のお布施の相談をするように話し合っているのも耳にしたし、町から離れた郊外の道筋で、寝具や頭陀袋を抱えて通りかかる車にお接待で乗せてもらっているのを目にすることも出来た。

 

安居明けの法要にいくつか随喜させて頂いた様子なども、追々報告させて頂きます。

 

                                      おしまい。