プラユキ・ナラテボー師の近況 後編…念願の再会 | アジアのお坊さん 番外編

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旅とアジアと仏教の三題噺

日本人上座部僧のプラユキ・ナラテボー師は、タイのお寺で毎夏の安居を終えられた後は日本に帰国し、翌年の安居までの間、日本中を瞑想会や法話会で飛び回っておられます。その間に、一旦、タイに戻られることもしばしばで、正に縦横無尽、神出鬼没、八面六臂の大活躍です。

そのお忙しい合間を縫って、久しぶりに会いませんかと、師からのご連絡を頂きました。一度、機会を逃すと、そのまま何年もお会い出来なかったりと、それはそれで普通の日本人とのお付き合いとは違う、興味深いご縁ではあるのですが、この程、ようやく久々に念願の再会が叶いました。僅かな時間の中でありながら、実に密度の濃いお話を聞かせて頂くことが出来ました。

ところで、プラユキ師のご新著の「自由に生きる」は、「サンガジャパン」に師が寄稿されたいくつかの文章を中心に構成されているのですが、各号の個別の特集のテーマに即したそれぞれの文章が、続けて読むと一つの大きな流れを形作っているので驚いた、という感想をお伝えさせて頂いたら、いつものように、はにかみながら微笑んで下さいました。

そうでなくても押し迫ったこの時期、プラユキ師におかれましては、超ハードスケジュールの中、お時間を割いて頂き、お目に掛かれたことを本当に嬉しく思い、「自由に生きる」のタイトルどおり、正に忙しい素振りも見せず、軽やかに師走の町を去って行かれるプラユキ師のお姿を、お見送りさせて頂いた次第ではありました。

                          おしまい。


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※プラユキ・ナラテボー師の活動については、
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また、アーナパーナサティ瞑想については、
タイの高僧プッタタート比丘の著作の
三橋ヴィプラティッサ比丘による日本語訳CD、
アーナパーナサティ瞑想の解説書「観息正念」、
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タイ プッタタート比丘 「仏教人生読本」「観息正念」改訂CDーR版 頒布のお知らせをご参照下さい。 

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