中華系のタイ人の方は、九皇斎戒と言って、旧暦9月1日から9月9日まで、9人の神が天から毎日降りて来る間、斎戒のために菜食を守る。その間、「斎」と書いた黄色い旗を掲げた飲食屋台を、タイのあちこちで見ることができ、私も精進料理のお相伴に預からせていただいた。
今年はちょうどそれが新暦10月13日から10月21日に当り、偶然の奇縁ながら、全く同じ2015年10月13日から10月21日の間、釜堀浩元師の比叡山明王堂における9日間の「堂入り」行が行われ、誠に以て僭越なる私事ながら、ほぼちょうど同じ期間、自分がタイのお寺にご縁があったことを、心秘かに有り難く感じている。
そして、タイのテーラワーダ仏教の3ヶ月の安居が明けるのは、1週間後の2015年10月27日だ。先日、ピサヌロークのワット・ラチャブラナ寺院のお坊さんとそのことについてお話させて頂いたのだが、雨安居と言うだけあって、テーラワーダ仏教の安居明けは、実際の雨期明けと一致するなあといつも思う。
今回、ピサヌロークではもう雨に遭わず、バンコクで少しの雨が降った程度だったから、本当に雨期も終わりなのだ。

タイ・ピサヌロークのワット・ラチャブラナ寺院。2015年10月18日撮影。
お蔭さまで無事、日本のお寺に着きました。
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エラーが生じ、昨日、釜堀師の出堂後に投稿した記事が消えたので、文章を修正して、再度投稿しました。
昨日、ナイスを頂いた皆様には、深くお詫び致します。
合掌
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