NHK「四国遍路八十八カ所に外国人急増中・その背景は?」の話 | アジアのお坊さん 番外編

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旅とアジアと仏教の三題噺

2015年9月28日のNHKの朝のニュースで「四国遍路八十八カ所に外国人急増中・その背景は?」という特集が放映されるとあったので、わざわざ見させて頂くことにした。

その特集によると、アメリカのPBSテレビで巡礼の特集があり、スペインのサンティアゴ巡礼やインドの聖地と並んで、四国遍路も採り上げられたのだとか。

そうする中で、四国を巡る外国人が増えているが、地元が対処しきれていない部分も多いのと、またなかなか四国遍路が世界遺産に登録されない現状もあって、香川県の職員がサンティアゴ巡礼の現場を視察に行かれたということで、さらにその様子をNHKのスタッフの方が取材しておられた。

しかしまあ、お役人の視察旅行なるものは数々あれど、香川の県職員がサンティアゴの実際の様子を見聞するなんて、世にこれに勝る重要な公務はないと私は思う。出来るならば四国4県の全職員が、一度はサンティアゴに足を運ぶべきではないかいな?

この特集、案外に長い放映時間で、非常に参考になりました。四国遍路に留まらぬ、日本の全ての巡礼道の世界標準での整備を、心より願っております。

                             合掌

※四国遍路とサンティアゴ巡礼については、



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