ティック・ナット・ハン師と「女性自身」 | アジアのお坊さん 番外編

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旅とアジアと仏教の三題噺

「女性自身」という雑誌に、ベトナム人僧侶・ティック・ナット・ハン師のことが出ていました、「マインドフルネス」という言葉も見出しにありましたよと、これもある方が教えて下さった。

占いに始まって、女性誌が(いやな言葉だけれど)スピリチュアル系の記事を特集するのはごく普通のことだが、この雑誌には最近、仏教的な記事が多いそうで、例えば別の号には「寺活」(てらかつ)などという特集もあるそうな。

別に仏教びいきの編集なのではなくて、ここ数年来の「スピリチュアル」ブームとも連動して、ライトな仏教が流行っている昨今の時流に関して機を見るに敏なだけだとは思うけれど、それでも日本の普通の女性誌に「マインドフルネス」=「気づき」=「sati」の瞑想についての記事が出るなんて、やっぱり時代は変化した。

週刊誌なので、実際に確かめる機会がないままに号が変わってしまったのだが、先日、よんどころない用事で、めったに寄らないとある商業施設に立ち寄ったら、何とそこの待合場所に置いてあった雑誌の中に、ここひと月くらいの「女性自身」のバックナンバーが全部揃っていて、「マインドフルネス」だけではなく、「寺活」の号まで読めてしまいました。

という訳で、よんどころない事情とのご縁に感謝致します。
                        おしまい。

   



  
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