暖かい国の竜眼の季節 | アジアのお坊さん 番外編

アジアのお坊さん 番外編

旅とアジアと仏教の三題噺

                               
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インド、タイ、台湾、熱帯と亜熱帯、気候風土によって、熱帯の果物の季節は多少変わるが、大体において、ライチの旬が過ぎると、竜眼の季節だ。

5月末に訪れた台南ではライチが盛りだったが、7月末に訪れた同じ台湾の苗栗では、あちこちで竜眼を頂いた。年中、花や緑や果物に溢れている熱帯地方でも、特に酷暑期から雨期にかけては、果物が豊富だ。

タイのラムカムヘン大王碑文に、「水には魚が溢れ、田には稲穂が実り」という有名な言葉があるように、熱帯の風土はかくも豊潤だ。仏教徒である私は、インドやタイや台湾をよく訪れるが、仏教国に限らず、ハワイや沖縄やバリ島のような南国を訪れて、そこの人々の暮らしぶりや考え方に影響を受ける人も多い。

人類全員が一度、宇宙飛行を体験して、空から地球を眺めたら、地球人ぜんぶの意識も変わるだろうという話があるが、世の中の人が必ず一度、熱帯の地を訪れて、暖かい国の思考に染まるのも、いいことではないかと思う。
 
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