去年の秋に、黄檗宗の本山である宇治の萬福寺に、河口慧海の記念碑が出来たと聞いていたのだが、なかなか機会がなく、この度、ようやく訪れることが出来た。
明治時代に、インドやネパールを経てチベットに到達した、アジア修行の大先達である河口慧海、それまでにインドを訪れた日本人には、島地黙雷や北畠道龍などがいるが、チベットに入国した日本人は、慧海が初めてだ。
雨模様の中、黄檗山を訪ねること自体が久しぶりだったのだが、参拝させて頂いた大伽藍はやはり素晴らしい。そして目的の宝物殿の前に建つ、まだ新しい河口慧海の記念碑も、写真に収めさせて頂くことができた。

ちなみに、2014年2月28日現在、wikipedia の「河口慧海」の中の、「記念碑など」という項目に、まだ萬福寺の記念碑のことは、記載されていない。
ついでに、今回の参拝で初めて気づいた境内表示。

この注意書き、日本では珍しいと思う。この件に関しては、いずれ改めて掘り下げさせて頂きたいと思います。
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