なぜだ、なぜこんな奇妙な物が世の中にあるんだろう、ああ、左甚五郎の忘れ傘。何とかしてその意味を知りたい、謎を解きたいという、いたたまれない気持ちになったのだが、私がその後、宗教に興味を持ち出した遠因は、きっとこんな所にもある。
大人になって奇術師にしてミステリ作家である泡坂妻夫氏の短編集「亜愛一郎の転倒」所収の「藁の猫」という短編を読んで、私の忘れ傘に対するわだかまりは氷解したが、ネタバレになるのでここに書けないのが、とても残念。
先日、知恩院の御影堂を改修するのに、甚五郎の忘れ傘を傷つけないように、傘はそのままま動かさずに工事するというニュースを読んで、そんなあれこれを思い出した。日本にも各地に由緒ある七不思議は数々あれど、私はこの知恩院の七不思議が大好きだ。
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